貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


思ふこと 『生きること、死ぬこと』その3

鬼マネと同じ遺品整理の会社の『メモリーズ』の動画です。
鬼マネの先生にメモリ-ズの横尾社長のことを教えてもらってから、ちょくちょくYouTubeチャンネルをチェックしてたのですが、この動画は初めて見ました。
で、まさかの号泣しました。
なんだろう、普段仕事しながら思ってたのに避けてたことを、「考えろー!」と言われた感じです。


www.youtube.com

このシリーズのその1で鬼マネも書きましたが、孤独死の部屋は共通点があります。
時間が止まっている。
「いつから生きることを止めてしまったんだろう。」
毎回そう思います。
死ぬ瞬間まで、この部屋でどうやって生き続けていたんだろう。
正直言って、人の暮らしぶりではないのです。
普通に生きている私たちには想像もできないんだと思います。
鬼マネも、この仕事に就いて実際に見るまでは、人が生きていてこんな生活を送ることがあるんだということは想像したこともありませんでした。

孤独死した人で、天涯孤独という人は実際には少ないと思います。
家族はいなかったにせよ、誰かいたはずで、いろんな事情があって連絡を絶っているという人もいますし、絶つまではいかずとも、数ヶ月連絡してなかった間に亡くなっていた、という方もいます。
孤独死したと聞けば、単に「なんで連絡してあげなかったの?」という人もいるでしょうし、「連絡していればこんなことにはならなかった。」と自分を責める人もいるでしょう。
遺品整理士という立場だと、どちらの気持ちも見えてしまうので、鬼マネは、依頼された仕事「部屋を片付ける」ということだけに集中するようにあえてしてきました。
亡くなった方のことも、残されたご遺族のことも、考えないようにしてました。
どちらの気持ちも、自分にはわかるはずがないからです。
横尾社長は別の動画で、「葬儀は体とのお別れ、遺品整理は気持ちとのお別れ」と言ってました。
鬼マネも遺品整理は同じ気持ちで、ご遺族の気持ちの整理のお手伝いをさせて頂いてると思ってます。
でも孤独死の場合は、どこか気持ちの置き所がない気がしていました。

鬼マネが答えの出ない難問にぶち当たっているのには、今まさに親の介護の問題を抱えていて、今この瞬間にも自分の親が孤独死するかもしれないのに、解決策がない状況にいるからなのかもしれないです。
で、やっぱり、誰からも助けてもらえない死に方はしないように生きていこうと思ってしまうのです。