貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


鬼マネの韓国ドラマ日記 『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』

リピートで見ておりますが、最初にこのドラマ見た時に、ここに書いたと思ってたのですが、探したけど見つからないので、書こうとして書いてなかったのかもです。
韓国ドラマですが、遺品整理士のドラマです。


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遺品整理士の仕事内容が、ほぼ一緒なことに最初に見た時に、ちょっと驚きましたが、韓国と日本の宗教儀式的な事って、ドラマ見てるとわかるけど、ほとんど同じなので、納得ではあります。
ただ、仕事として遺品整理があるんだ?というのは、最初見た時にへ~でした。
当時は日本でも今ほど知られてなかったけど、今は韓国でも認知度上がってるのかなあ?と思ったりします。

今回このドラマ見るのは2回目ですが、最初に見た時と少し自分の受けとめ方が違ってるかもなあ?と思います。
ドラマの中では、実際の作業の様子が結構リアルに描かれていて、去年辺りにやってた日本のドラマよりこっちの方が近いなあと思います。

実際の現場はもっと体育会系だったりして、しんみりすることはほとんどありません。
故人を思いながら、という根っこの部分の心情は違わないのですが、このドラマの中では、暗い部屋で淡々と粛々と作業を進めているので、全体的に暗いイメージになってますけど、鬼マネたちが作業するときは、もっと明るいです。窓全開だし。(笑)

ドラマでは、遺品整理士のグルが遺品と片付けながら読み取った故人のメッセージを遺族に渡したりします。
最初に見た時は、正直、「ここまでしてたら気持ちがもたない、遺族もここまで求めてないだろう。」と、ちょっと曲がった視点で見てました。
色んな家族がいます、実際。
でも亡くなった後、故人が残された遺族にどう扱われるかは、故人の生きてきた時間の結果だと思うようになったので、遺族に対してどうこうと考えることはなくなりました。

ひとりで暮らして、自分が死んだ後のことを考えずに、わんさか荷物残して、遠い親戚が片付けしなくてはならないってケースは結構あります。
そこに残したいメッセージなんてあるわけなくて、片付けなきゃいけなくなった依頼者も、生前ほとんど交流なかった、っていうのがほとんどなので、残して欲しいのは故人からのメッセージではなくて、お金だったり、権利書だったり、現実的なものです。
だから鬼マネは、せめてその家の住人だった故人に代わって、部屋をきれいにしてあげようと考えます。
ゴミ屋敷に近い部屋だったら、「すいませんねー、汚くしちゃって・・・。」と言ってるだろうなーとか、整理されてる部屋だったら「この人だったら引っ越す時このくらいはお掃除して行くだろうなー。」とか。

遺品整理する段階まできてると、遺族の方は落ち着いてたりします。
それでもお話ししてると、端々に故人への思いや、ご自身の気持ちが漏れて伝わることがあります。
ご自身の気持ちを、我々遺品整理の業者にまで細かくお話しする人は少ないし、隠してます。
グルほど深読みはしなくても、遺品整理士と名乗る以上は、ただの片付けではなく、残された方の気持ちの整理のお手伝いはしてあげたいと思ってます。
だからね、最初に見た時から何年か経って、経験も重ねてきて、自分の考え方と、グルとはそう差があるわけじゃ無いなと思ったんですね。

今日はお休みだったので、久しぶりに家におりまして、朝から部屋の片付けをしました。
鬼マネ、ひとり暮らしなので、階段から転がって頭打って死んじゃったら、孤独死でございます。
この仕事してると、いつ死んでも恥ずかしくないようにしとこうと思うのですが、自分のことは棚に上げ続けております。テヘ。