貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


最近、笑ってますか?

いきなりですが。
最近、笑ってますか?
鬼マネは、笑ってるみたいです。
自分ではなく、周りの人から言われて、それで、
「ああ、笑えてるんだ。」
と、思うのです。
で、ほっとしてます。
笑えてることに。

またまたいきなりですが、お免状もらったので、飾ってみました。
彼岸花はお免状マニアですが、鬼マネは、久しぶりです。
遺品整理士になりました。

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遺品整理士って何?というお話はまた別の機会に。
去年の10月いっぱいで前職を辞めて、1ヶ月くらい勉強を兼ねて彼岸花のだんなさんの健ちゃんの会社の手伝いしながら準備しまして、年明けて1月の半ばから研修に入りました。
研修の1ヶ月間、講師の韓さんと岡本さんの現場にくっついて実践で遺品整理を学ばせてもらいました。
その1ヶ月で遺品整理だけを教えてもらったわけではなく、今の鬼マネに必要だったことを教えてもらえたと思ってるのです。

「亜咲子さん、良く笑うよね。」

韓さんに初めてそう言われたとき、鬼マネは実はびっくりしてたのです。
忘れてました。
自分が良く笑う人だったってことを。

毎日が楽しくなかったわけでもないし、かといって辛かったわけでもないし。
でも、感動とか、感謝とか、感激とか。
頭に『感』がつくような感情を、どっかに置いてきてしまった感覚がずっとありました。
淡々と。
そう強いられてたわけではないのだけど、そうあるべき環境だったと思います。

自分の日常を誰かに話さなくなったのは、聞いてくれる環境がなかったからだったと思います。
そんなの気にしないで自分のことを話す人はいくらでもいるし、元々そういう会話をしない人はいくらでもいます。
夫婦によくあるだんなさんが『聞いてない』とは全く別の、自分の言葉が通り抜けていくような、『聞いてない』相手に話さなくてはいけない状況で話し続けることは、やっぱりしんどいものです。
でも、自分が透明人間になったような感覚のまま、永い時間を過ごすと、自分以外の人に興味を持たなくなってしまうのだと思います。
自分にすら興味を持たない、末期的な状況になってたことを、鬼マネは気付いてませんでした。
存在だけでも認めてもらいたい人に、自分のことを興味を持たれないでいると、自覚がないまま壊れてしまうのかもしれません。
人間には承認欲求があるそうです。
誉めて欲しいとか、認めて欲しいとか、それならまだかわいいもんだと思います。
存在を無にされる毎日。
最後は、私じゃなくてもいいなら、ここじゃないところに行こう。
そう思ってましたから。

今日、インスタでフォローしたままになってた亡くなった寂聴さんの言葉を見ました。

「どうしてそんな言い方をするの」
と思う人からは離れること
その人の心無い言葉を浴びるほど
あなたは力を奪われるから
あなたはそんな人と一緒にいるために生まれてきたわけじゃない
「本当はずっと誰かにそう言ってもらいたかった」
あなたが側にいるべき人は
そんな言葉を日々くれる人
大切な時間は大切な人に使おう

研修の日々は、自分自身を再生する時間にもなりました。
韓さんは誰かに言ってもらいたかった言葉を、いくつも言ってくれたんだと思います。
「亜咲子さんがいると現場が明るくなる。」
どこかに置いてきた自信や、好きだった自分自身や、誰かに必要とされる喜びや、いつの間にか忘れてしまったことを、思い出す日々でした。
思い出すと言っても、「ああ、そうだった。」と思うだけで、まだ他人事の感覚が抜けてません。
再生まではまだ少しだけ時間がかかると思います。

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(アクティブな韓さんを見て、マネして、行ってみたいと思ったら行く!と大仏に行ってみたりして。)

まだまだ喪失してしまったことはたくさんあります。
自分の気持ちを伝えることを、鬼マネは怖がるようになっています。
言っても言っても伝わらない、言ったら言ったで、言葉の通りに伝わらず、思ってもいなかったことに解釈され、伝えることを諦めてしまっていました。
伝えられないのは自分のせいだと思ってたし、黙ることを選びました。
そんな時間を永く過ごしたせいか、人と関わることが嫌いになりました。
人に興味を持たなければ、伝えようと思うこともなくなる、その方が楽だと。

韓さんに、伝えることの楽しさを思い出させてもらいました。
伝えて、伝わった瞬間をたくさん見ました。
韓さんは私のいいところをたくさん伝えてくれました。
おかげで、これでいいんだ、と少しづつ自信を取り戻してきている気がします。
伝わらないからと、人と関わらないようにしているより、伝わらなくても、自分の気持ちは伝えた方がいいと、それが自分だったと、それも思い出しました。
でもそれもまだ思い出しただけで、実行できるようになるにはまだ少し時間がかかるようです。

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会社のPR用の動画を撮影したときに一緒に写したんですけどな。(爆)

韓さんとの出会いは、自分への神様からのご褒美だったんだなあと思います。
多分これからは、素敵な人としか出会わないのかもしれないと思ったりしてます。
韓さんにお願いして一緒に写真撮りました。
誰かと写真を撮るというのは久しぶりでした。

遺品整理士としての自分の在り方は、まだまだこれから作っていこうと思いますが、韓さんのような前を歩く人がいるというのは心強いです。

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1日が長いです。
楽しいと長くなるみたいです。
忙しいし、ぐったりくたびれる日もありますが、笑ってます。
まだ自分の笑い声にびっくりしたりしますけど。
これからはできるだけ楽しく過ごしたいです。