貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


思ふこと 『生きること、死ぬこと』その2

「ドラマで遺品整理士やってるよ~。」
と、AGOTのエプロン隊の良ちゃんに教えてもらってから、録画して見ております。


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このドラマがヒットして、遺品整理士になりたい!と、AGOTに北村匠海的な若者が来ることを夢見ている鬼マネでございます。
ちなみにAGOT社長の健ちゃんは、「俺はほら、あの人、名前なんだっけ?有村架純!」とわけのわからないことを言い出しておりました。
「あのドラマで遺品整理の会社にいるのは水野美紀だしな!」
と、厳重注意しときました。

ドラマの中で、「生きることと死ぬことは隣り合わせなのかもしれない。」みたいなことを言っておりました。
本当にそうだと、鬼マネも思います。
遺品整理士はその人の最期を見ます。
最期の瞬間のその前の瞬間は、生きていたということになるからです。

今日遺品整理で伺った方のお部屋は、とても片付いていました。
男性の部屋だというのはすぐにわかりました。
これは勘でしかないのですが、きれいな部屋=女性とは限らなくて、散らかっている部屋、片付いていない部屋=男性とも限りません。
で、女性のきれいに片付いてる部屋と男性の整った部屋も、なんとなくなのですが、違うのでございます。
リモコンの置く位置が決まっている、とか、本の高さを揃えて並べているとか、そういうことにこだわるのは、男性のほうが多いのではないかと思います。

「準備をしていたみたいです。」
と、遺品整理を依頼した方は話していました。
生前、病気がちだったようで、だからなのか、自分の最期までの残りの時間がどのくらいなのかをわかっていたのではないかと思います。
そんな気持ちが伝わるお部屋でした。

迷惑をかけないように死ぬことをする人は、生きてる時も人に迷惑をかけないことを心掛けて生きたのだと思います。

お片付けが終わって、お部屋から出てきたものをご依頼者にお返しするのですが、今日は驚くほどそういうものがほとんどなかったです。
写真とか、大事にしていたであろう品物とかですが、それがほとんどない。
結局残されていた写真を2枚だけ、持って帰られていました。
「そういうものも自分で整理しておいたのだと思います。」
なんだろう、すごいなとか、見習わないといけないな、とか、そんなレベルではなくて、なんかずーんと考えてしまいました。

鬼マネは今日死ぬことになったら、みっちーたちに思いっきり迷惑かけます。
遺品整理の仕事してると、「これはいかん!」と思いまくってるのですが、「とはいえ、まだいっか。」と考えてしまう。
ドラマの中でも言ってたけど、明日も生きられる保障はどこにもないのでございます。
でもだから生きていられる間は、人に迷惑をかけないように生きていようと思いますし、できることを今やろうと思うのでございます。

身近に人に迷惑かけまくって生きてる母がいて、でも、認知症になっても全然迷惑かけない父がいて、2人を見て、生き方は死に方なんだなと思うのでございます。