キム・ヘス主演のドラマでございます。
この方の時代劇は初めて見ました。
が、美しいので韓服(って言うんですか?この衣裳)も違和感ないし、むしろ美しさが更に光っておりました。
これ以降はネタバレありますので、まだ見てなくてこれから見るよーんと言う方は、ここまでにしといて下さいませ。
現代のお受験ママたちの奮闘と似てるというか、同じものがあり、おかんはいつの時代でも、どの国でも、大変なのですよ、と思いますです。
それぞれの息子たちとそのお母さんたちの、形や方法は違えど、子を思う気持ちは同じだってことです。
母は強しだなあと思いました。
あとは嫁姑問題かなあ。
大妃と王妃の攻防戦は、人の使い方、動かし方を先の先まで読んでて、どちらも頭がキレすぎておっかないです。
個人的には王妃がギリギリで回避して、やっつけられることがなくて良かったですけど。
あとは、世子(せじゃ)をもっと見たかったなー。
あんな立派な息子、母親としては憧れますよ。
麗しい限りで。
何度か触れておりますが、韓国ドラマは日本ではタブー的なところも描くんですよね。
三男がトランスジェンダーなのですが、この時代にもいて当然なわけで、この描き方は最初から最後まであっぱれだなあと思ったし、締めくくり的にこの話しを置いてきてるので、一番伝えたかったことってこれだったのかなあとも思いました。
うちも小鬼がもしトランスジェンダーだったら?とかゲイだったら?というテーマで話したことはありますが、鬼マネは、子供たちの生き方は、自分で自由に選択できていいと思ってはいますが、やっぱり心中穏やかではいられないだろうと思うので、背中を押せて、見守れる王妃はすげえなあと思っちゃいました。
主演のキム・ヘスは1970年生まれなので52歳なんす。
はあ?でございます。
王妃ではなく大妃演じててもおかしくない年齢じゃん。
韓国ではベテラン女優でございます。
鬼マネが最初にこの人を見て、キョーレツに記憶に残したのは、2015年公開の『コインロッカーの女』でございます。
キム・ヘスと共にキム・ゴウンとパク・ボゴムにもクラクラしましたです。
ただ映画のタイトルは覚えても、俳優の名前は覚えない鬼マネは、キム・ゴウンは『恋はチーズ・イン・トラップ』を見るまで忘れてたし、パク・ボゴムに至っては『雲が描いた月明かり』まで忘れてしまっておりました。(と言っても制作された年数的には同年だったり翌年なんですけどな。)
で、キム・ヘスも然りで、すげー存在感ある女優だよなーと思いながらも、探してまで見ることはせず、『シグナル』を見始めて「あ、あの人だ。」と気付いたわけで。(ちなみにシグナルも制作年数はコインロッカーの女の翌年でございます。)
シグナルは日本でリメイクされたドラマでもあります。
鬼マネは韓国ドラマ版を先に見てたし、めちゃ良かったので、日本版の方は見てません。
シュルプの前に見たのは、未成年裁判でございます。
こちらはすでにこのブログでも紹介させて頂いております。
こっちでもコインロッカーの女とキム・ゴウンについては書いちゃっておりますが。
この人の静か~にしゃべるところが好きなんですよねー、なんだか。
シュルプでは「眉毛で演じる女優」とかどっかに書かれてましたけど。(笑)