鬼父が認知症なのはもう有名なお話しでございます。（有名ってどうなの？）
で、恐ろしいことに鬼父の弟の鬼おじもやばいということも有名なお話しでございます。（だから有名ってどうなのっ！）
先日、鬼おじは、ネットにつながらないとノートパソコンを連発で２台購入し、結局一番古いWin7のデスクトップを愛用しとります。
ADSLって久しぶりに見たぜ。
（結局すったもんだ騒いで、ソフトバンク光で契約して、晴れてWi-Fiにしたけどな。）
なぜか鬼おじは、鬼マネに電話すればなんとかなるということを記憶したらしく、携帯の短縮ダイヤルに鬼マネのスマホの番号を登録することはできてしまい、昼夜関係なく困った時は電話してきますです。
「株のサイトに入りたいんだけど、IDはわかるけど、パスワードが打てないんだよ。」
株はできて、サイトやIDという単語も意味もわかるのに、なぜ鬼マネならパスワードがわかると思うのかが不思議でなりません。
そして聞けば聞くほど聞いたこともない現象が発生しているらしいということになりまして。
「パスワードをさ、打ち込むんだけど、２つ以上打てなくてさ。だから入れないんだよ。」
キーボードが２つ以上打てないらしい。
わかりません、そんな目にあったことないからわかりませんっ！
んで、軽めの認知症の人への対処法を覚えた鬼マネ。
「じゃあ、明日の夜なら行けるから見てみるよ。」
「うん、わかった。頼むよ、悪いな。」
行けないと答えると、鬼電かかってきます。
でも、行って見てみると言っておくと、もう電話かかってきません。
今日は鬼おばから電話。
「亜咲子さん、車処分することにしたんだけど、どうすればいいかしら？」
うん、車を売るならビックモーター♪って歌ってみればいいと思うよ。
とは言えないですよね、うん。
鬼おばは認知症ではありませんが、車屋でもない鬼マネにこの電話、しかも仕事中であろうはずの真昼間にかけてくるのがもう認知症レベルかと思われ。
そして必ずと言っていいほど、「仕事中？」と聞いてきます。
昼間仕事中じゃなかったら問題なはずです。
並木家の人々は、なぜか困ったら鬼マネ、と思ってるらしく。
鬼母はもっとすごいです。
「亜咲子さーん、お父さんがお風呂入らないのよ～、ちょっと言ってくれる～？」
言ってどうなると言うのでしょう。
「もしもーし。」
「風呂入れ。」
「はいよ～。」
「じゃあね。」
「おー。」
こういう電話も仕事中なはずの夕方とかにかかってきます。
そんな電話だろうと思いながらも、何かあったのでは？と思うからつい出てしまい、ちっ！っとなります。
ちなみに何かあったことはありません。
（以前ここで書いた救急車騒ぎや鬼父脱走事件を知らせる電話は、ちゃんと夜遅かったりしてます。）
だからバレーは止められない、となるわけです、はい。
ちなみに介護職だらけの貝塚クラブのみんなに、並木家の人々の話しをしても、「かわいいー！」と癒し系キャラ扱いされます。（笑）
彼女たちが日々仕事で会っている方々は、鬼父や鬼おじと比べたらハイクラスですので、はい。
