パソコンの中の写真を見てみたら、１０年前の2013年の誕生日の時の写真があったので、載せてみました。
10年前はまだ認知症も発症してなくて、元気だったんだなあとちょっとびっくり。
笑顔爆発しとるじゃねーか。
鬼父はその後、まだ頑張って入院しております。
先日病院から今後の治療方針について説明と相談がしたいということでお呼び出しされたので、おばさんとみっちー連れて行ってきました。
鬼父に面会できるっていうので、最後になるかもしれないと思い、２人を連れて行ったのでございます。
前回ヘロヘロで、もう時間の問題なんじゃないかっていうくらい弱ってた鬼父でしたので。
少しではありますが、回復しておりました。
相変わらずへろへろで、何か言ってるんだけど、言葉になってなくて、全然聞き取れなかったけど、癒やし系の鬼父は復活してました。（笑）
ちょっと笑ってたし、目も開けてくれたし。
なにより、ローゼン（鬼父が入所してる施設）のケアマネの武野さんも来てくれたんだけど、ローゼンのユニフォームの黄色のポロシャツが見えたのか、それに反応して目を見開いたんですよねー鬼父のヤツ。
武野さん大好きだから、鬼マネたちに会えたことより、武野さんに会えたことを喜んだのがバレバレなんですわ。コンにゃろー。
で、宇宙語か猿語でしかしゃべってなかったくせに、武野さんが「並木さん、お元気になって下さいね。」と声かけたら、
「はいっ♪」
と、くっきりはっきり返事しやがった。
まったくくそじじいです、コンにゃろー。
で、手をにぎってみたら、ずーっとにぎってるので、やめてもらいました。
鬼マネ、父子家庭だったけど、鬼父に手をつないでもらったことほとんどないので、ものすごく違和感だったもんですから・・・。（苦笑）
嚥下がうまくいかないことと、痰の吸引が必要なので、ローゼンには戻れないことは決定しました。
で、延命治療をしないことも決めたので、転院することになりました。
来週から見学して、転院先を決めることになりました。
大好きな武野さんの元へは戻れなくて可哀想だけどしょうがない。
５月中には２度と会えなくなることを覚悟してたのですが、それはまだ少し先になったみたいです。
転院先は面会が可能かどうかで決める予定で、その間に会いたがってる亜門や鬼父の兄弟たちに会ってもらおうと思います。
６月は鬼父の誕生日なのでございます。
８６歳の誕生日までは生きててくれるんだろうなあと思います。
鬼マネは確信しておりまして、鬼父は鬼マネに迷惑かけるようなこともしないし、みんなを必要以上に驚かせることもしないし、こうしてまた少しでも元気になったのも、みんなを後悔させることもしないためだったと思うのでございます。
おばさんは帰りに「はー、なんか癒やされちゃったなー。」と言っておりました。
武野さんも、鬼父が戻れないことを本当に残念がってくれておりました。
「並木さん、ほんとに人気者だったんですよ。」
お世辞じゃなくて、多分ほんとにそうだったんだろうなと思います。
弱ってヘロヘロでもみんなを笑顔にしてくれたから。
このところずーっとやたら忙しくて、鬼父のことを考えて余計な心配をしてるヒマがなかったのも、やっぱり鬼父パワーなんだろうなあと思っております。
めっちゃ忙しいのに、鬼父関連の手続きとかで動く時間は、そこだけぽっかり空いてる時間があるんですよねー。不思議だけど納得だったりします。
