貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


思ふこと 

鬼マネはすぐ枯らすくせに、植物を育てたがるくせがございます。
振り返ってみれば、気持ちが弱ってるときか、逆に元気なときに、鉢植えを買ってきたり、外のプランターに植えてるみたいです。
枯らせてしまう失敗を重ねて、今は種からチャレンジするという無謀なこともしないし、育てるのが難しい観葉植物には手を出さず、日が当たらなくてもOKとか、水やり少なめでOKとかなハナから丈夫な植物に限定するようになったので、そうそう枯らすことはなくなりました。
亜門に言わせれば、「かかじゃなくて大家さんが育ててくれてるんじゃん。」です。(爆)
鬼マネんちの大家さんはめちゃいい方だというのを以前にも書いてると思いますが、大家さんは自分ちの庭の水やりのついでに、鬼マネんちの植物たちにも水まいてくれるからですね。
何度も枯らしてるのを見て、心を痛めてくれてたのでございましょう。ぶぶぶ。

鬼マネんちの玄関の真ん前のプランターに植えてあるのがこのお花でございます。
Googleの写真検索で調べたらベゴニアでした。
名前も知らなかったのかよ!かと思われるでしょうけれど、この花は買って植えたものではなく、引っこ抜いて捨てられていたのを持ち帰って植えてみたら、こうして根付いてくれたのでございます。
その後何度か全枯れさせてるのですが、またこうして復活しました。
強い子です。(笑)

なぜ引っこ抜かれてたかというと、前職で担当したお客さんのおうちの庭に雑草のごとく点々と生えて咲いておりまして、足場を設置するときに、邪魔だったのかひっこ抜かれてたのでございます。
そのお客さんに思い入れもあって、持ち帰って植えたという経緯なのですが、玄関前に植えてるので、毎日家を出るときに見て、帰宅したときに見ることになります。
この花を見るたび、だから毎日ということになりますが、その時のいろいろを思い出します。
初心忘るべからず、と毎日言われてる気持ちになるのでございます。

このお花の実家のお仕事は、大クレームが出たお宅でございました。
何ヶ月もかかって、何度もやり直しして、お願いした下請けの会社は大赤字になったと思います。
鬼マネも疲弊しました。
最後の手直しが終わって、引き渡しの時に、お客さんから
「あんたも最後まで良く頑張ったな。お疲れさん。」
と、言われて、深々と頭を下げながら、お客さんの前で泣くわけにはいかないので、必死で堪えて、車の中でひとり号泣しました。
誰もハッピーになれなかった終わり方でした。

実はこのお家の仕事が終わった後、前職を辞める決心をしました。
これより前に健ちゃんからは今の仕事に誘ってもらってたんだけど、前職の会社で担当してた仕事の内容が内容だっただけに、とてもじゃないけど辞められないと思っておりました。
数ヶ月間のクレーム対応の最中に、周りからも散々、「並木さんがそこまでやらなくていいんじゃないですか?」「なんで並木さんにそこまでやらせるんですか?」と言われたし、自分でも「なんで私が?」だったのですが、途中で逃げたようになるのが自分の中で嫌だったのだと思います。
最後の方は「神様は超えられない試練は与えないっていうから、これは私が超えないといけない壁なんだ。」ともう半分おかしくなってました。(笑)
このおうちのクレーム対応の期間中(多分半年間くらいかかった)に、健ちゃんや彼岸花に相談というか、いきさつを話したりしてたのですが、対応が終わって、具体的に健ちゃんに転職する際の条件とかを決めてもらったりして、そこからは早かったんじゃなかったかと思います。

その最中にもこのお花は、ここですくすくと育っていて、「こいつが枯れたら諦めよう。」と思ったり、薄いピンクにはぁ~っと癒やされたりしました。
この間、彼岸花と話したけど、約10年、会話が成立しない相手に諦めて、言いたいことを言わずに、我慢して飲み込むことを繰り返したので、まだまだリハビリが必要で、環境ってこんなに人を壊すんだなあと自分自身で怖くなったりしております。
誰もハッピーにならないことは2度としないと誓ったし、それ以前に自分がハッピーじゃないことはしない、そういう環境に身を置かないと誓ってるので、毎日この花を見て初心に返るのでございます。