貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


鬼マネの映画日記 護られなかった者たちへ

Netflixで韓国ドラマにどっぷりハマっておりましたが、久しぶりに映画の方を見ました。


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鬼マネ、佐藤健が大好きなのでございます。
るろ剣は全部見ておりまして、好青年な健くんよりちょっと陰がある方の役の時が好きだったりします。
なのでるろ剣も、いい人の方じゃなくて、人斬り抜刀斎の方の健くんが好きです。
この映画のことも公開前から知ってたのですが、見る機会の逃しておりました。

震災が背景になってるのですが、高齢者を含めた生活困窮者のリアルも描かれていて、人は生きていく中で、誰かに護られたり、護ったりしていくんだってこと、社会福祉はどうあるべきか、実際はどうなのかを見せつけられて、途中からやたら泣けました。
生活保護を受けるか否かのくだりがあるんだけど、高齢者がなぜ?と思うくらい、助けを求めることをしない、できないのは、孤独死の現状にも通じるところがあって、家族や周りの人に護ってもらえてる人は、やっぱり当たり前ではないんだなあと思います。

その中で、佐藤健の演技がもう上手すぎるんですよ。
無口で、目がもうギラギラしてて、周りはみんな敵みたいにやさぐれてるんだけど、それと笑顔が正反対で、「あ、笑った。」とほっとしちゃったくらいで。
目玉がね、澄んでないんですよ。光がない。
黒いんですよねー、気味が悪いくらい黒い。
その目を演技でできる健くんは、すごいなーと思ったのです。

行政が全員を救えないのは、悪いことする人もいるからで、そんなヤツはこらしめてやればよろし、ってそんな簡単なことじゃなくて、でも正直言って、自分は困ってないから関係ないって思ってるし、困ってるなら助けを求めたらよろしって、そんな程度でしか考えてなかったけど、だからこそ、矛盾とか悪循環とか、見て知って、苦しくなったし、誰もがどうにもならない現実に涙が出ました。

ただ、大きなことはできなくても、せめて自分が経験したり、体験したりして、困ったことだけは自分はしないようにしようと思っております。
で、誰かに助けてもらったことは、そのお返しの意味で、別の誰かにしてあげたいと思う。
鬼マネができることは、ほんとに小さなことだけです。
車椅子マークの駐車位置には絶対に停めないとか。
そんなのみんなやることでしょ?と思う人も多いだろうけど、平気であそこに停める人はいるし、実際に見たことある人も多いと思う。
あの位置しか空いてなくても、「ここはだめでしょ。」と停めない人と、「ま、いっか。」と停めちゃう人の違いは大きいと思います。
停めなかったことで、誰かを護ることになればいいと思うし、ひとりの小さな気持ちが、いっぱい集まって、困ってる人や助けを必要としてる人が護られる社会になればいいと思う。
そんなことを考えさせられる映画でございました。

ディズニーおばツアー 今年も行ったよ、おばツアー 2023年ディズニーシー編

はーい、1年ぶりです、ポテトヘッドです。
みなさん、お元気でしたか?
私ですかー?
私は毎年のことですが、去年のおばツアーの後は、彼岸花さんちの和室に1年放り投げられてましたー。

と、いうわけで、今年も行ってきました、おばツアー。
今年はディズニーシー編でございますー!
今年は12/1(金)に決行いたしました。
なんで毎年この時期?と言いますと、夏は暑いからもちろん却下、春は混んでるし、ばばあたちは年度始めで何かと忙しいから却下、真冬は寒いから却下。
で、秋を狙うのですが、ハロウィンが終わるまではやっぱり混んでるので避け、ハロウィン終わって、クリスマス前のビミョーに空いてそうな11月を狙うのでございます。
パレードはいいの?となりますが、おばツアー行くようになってから一度もパレード見たことないんでご心配なく、でございます。
いいちこのばばあたち、ディズニーキャラクターは特に好きじゃないので、なおさらパレードは必要なかったりします。
ディズニーファンに怒られそうですけど、おばさんはそんな感じです、はい。
とはいえ、夢の国ですからね、ばばあも魔法にかかるのですよ。(爆)
4人とも日常は目が回るほど忙しいし、それぞれいろいろ問題あったりしてますので、1日くらいはバーン!と羽広げたくて行くのでございます。
で、毎年行ってても、飽きることなく、1日中しゃべりまくり、1日中笑い転げております。
最後は誰彼ともなく、

「あー、現実に戻ってきちゃったねー、また1年頑張ろう♪」

の一言が出ております。
1年に1回の自分へのご褒美デーなんですね、私らにとっては。

では、今年はワタクシ、ポテトヘッドがおばツアーの案内役をつとめさせていただきます。
この日の開園時間は8時30分とサイトに案内されておりました。
おばさんたちの家からディズニーシーまでは約50分。
朝は浦安付近で渋滞がありますので、そのくらいかかりますが、すいてればもうちょっと早く着けるのでございます。
今回は駐車場も近くに停められたので、ラッキー。
以前、駐車場が工事中か何かで、えらい遠くに停めさせられて、入り口まで延々歩かされたのでございます。
そういう時のばばあたちの騒ぎ方はハンパじゃないので、うるさかったです。

駐車場出て入り口に向かったら、長蛇の列でございました。
着いたのが開園時間より30分以上前だったので、並んで待ちましたが、7時半くらいから並ばないとスムーズには入場できないという情報もありました。
待ってる時間はおばさんたちはずーっとしゃべってます。
ディズニーはランドもシーも人気のアトラクションは1時間以上並ぶのは普通ですけど、おばさんたちはおなか空いてなければ何時間でも並んでます。呆れます。

チケットがペーパーレスでネットのみの販売になってから、もう何回か来たはずなのに、おばさんたちは今回も大騒ぎでした。
毎回チケットは代表で買うのが彼岸花で、それを他の3人にアプリ上で配るときもひと騒ぎ。
入場前もまたひと騒ぎです。
いつになったら覚えるのでしょうか。

今回部員のよっしーから、「富樫さんの頭は何かぶってたんですか?毎回事前に持っていくんですか?」と突っ込みがあったので、謎を解明しますが、かぶり物は毎回誰かが持ってきます。
過去のストックではなく、まちやみっちーが行ったときに買ったものを捨てずにおばツアー用に保管しておくのでございます。
自分では絶対に買わないのもばばあならではでございます。
今回はおやつがいっぱい持ってきて、その中から各自が選んで装着してました。
駐車場でその準備をするので、周りの人から変な目で見られてるのですが、おばさんたちは気づいてないみたいです。
だいたい、コスプレの感覚はなくて、寒いからこれ、とか、着け心地がいいやつとか、そんな感覚で選んでて、自分が何をくっつけてるかはわかってないみたいです。

あと今回はファストパスが廃止になって、40周年記念ということで、プライオリティパスになりました。
それと2000円払えば並ばなくて良いというサービスもスタートしておりました。(プレミアアクセスという名前らしい。)
これもどうやってゲットするかで、またまた大騒ぎ。
結局、プライオリティパスでインディ・ジョーンズ、プレミアアクセスでソアリンを取りました。
金なら持ってんどー!なおばさんたちです。
(ソアリンが初登場した年、120分だか150分だか待ちで、延々と並んだんですね。ばばあたちはソアリン大好物なので、外せないのですが、さすがにもう2度とあんなに並びたくないもんだから、金払うことにしました、はい。)
ただおばさんたちは日ごろからバレーボールでチーム行動してるし、つきあいも長いので、役割分担ができてて、決めたら早かったりします。
「何か食べない?」となったら、もう誰かが並んでます。
そういう時は、おばさんではなくおっさんになってるんだと思います。

入場すると速攻で食べるのがこれ。
「肉食べない?」「そだねー。」
アトラクションより肉です。
毎回道に迷うけど、肉の売り場は迷わず行けます。

ばばあたちはインスタ映えとは無縁です。
一応写りも気にしてるのですが、良く撮れたためしがありません。
自撮りもしてみるのですが、絶望的です。毎回。

構図を全く考えてません。
ほぼ彼岸花しか入ってねーし。

少し良くなってるけど、顔が死んでます。
ってか、背景全く考えてないのが良くわかります。
どこ行ったんだかわかんねーじゃねーか。
お気づきかと思いますが、これ撮ってるの彼岸花です。
この人、ほんとにダメ過ぎなので、海底2万マイルに置き去りにしてこようと思います。
ってことで、前回学習したのが・・・。

スタッフに声かけて撮ってもらう、のワザ。
もうね、年取ったら介護してもらうのがいいです。ぶぶぶ。

ディズニーランドが開園して40周年だそうです、今年。
計算するとそうなんですよねー。
鬼マネ達が高校3年の頃、プレオープンで来ましたから。
当時良く耳にしたのが「俺がディズニーランド作った。」でした。
何かしらの工事で来た、ってヤツがみーんな「ディズニーランド作った。」って言ってましたから。
ちなみに鬼マネは、高校卒業して就職したバスガイドの会社が京成電鉄で、会社訪問でディズニーランド来まして、その日一緒に会社訪問してた初対面の人と、人事部のおじさんとスペースマウンテンに制服で乗りました。ある意味拷問です。

この日の案内役はなんとミッキー。

こんな近くでミッキーに会えたのは初だったかも。
ラッキー。
ってか、やっぱかわいい。

長老会の中で、リアルばあばになったのは、馬女スーパーバイザーと彼岸花
彼岸花は12月中に孫達ともう1回来るのが決まっておりました。
なので、ちっちゃい子供達が楽しんでるのを見る目もばあばな目になっておりました。

シーに来たらソアリンと共にテッパンなのが『タートル・トーク』。
鬼マネはクラッシュのおしゃべりをTikTokで日々チェックしてるほど大ファン。
鬼マネが爆笑するので恥ずかしいと言われてしまうくらい大笑いします。
登場する時の音楽だけで爆笑してしまいます。
初めて見た時に、質問で指した人の名前が「かずのり」で、「いい名前だなあ~、名前に海苔が入ってるじゃないか~。」とやり、最後までかずのりをいじってたのがツボったんですよねー。
何度も見たけど、最初以上に笑えたのはないですかねー。忘れられないです。
ちなみにばばあたちは質問の挙手は絶対にしません。

ってことで、2023年のおばツアーでした。
年々乗れないアトラクションが増えておりますが、動けなくなっても、車椅子乗ってでも

おばツアーは続けると思います。(笑)

バレー部日記 のぎく杯と骨折と湯婆婆

のぎく杯が終わりました。
久しぶりに出場を目指して頑張ってた貝塚クラブでしたが・・・。

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涙の棄権。
よよよ。
あんなに練習試合して、鈍りまくってた試合感も取り戻しつつあって、ここらでいっちょ復活だーっ!!と息巻いてたのですが。
コロナでもありません。
猛威をふるってるインフルでもありません。
みんな元気だったのでございます。
何があったんさ?ですが。

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みっちーが戦線離脱。
人数ぎりぎりで大会に臨もうとしてましたので、1人でも欠けたら即棄権状態だったのに、まさかの出場不能に陥ったのでございます。
なぜか。

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ひざの骨がひび入っております。
黄色の丸の中。
ビシビシにひび。
ひえーっ!!
捻挫くらいなら立ってるだけでいいからと言えたかもしれないですけど、立つこともままならない状況でしたので、アウトでした。ちーん。

何した?みっちー。ですが、大会前の11/29に練習試合してまして、ボール追いかけて壁前で急ブレーキかけたら、ひざがあらぬ方向向いたんだそうです。
鬼マネはその瞬間見てなかったですけど、馬女スーパーバイザーは、ひざがあさって向いたの見たんだそうです。
ひび入るくらいの状況だったので、相当激痛走ったと思われますが、確かにみっちー、悲鳴に近い声で叫んでおりましたので、「あらら。」と思ったのでございますが、まさかひびまでいってるとは思いませんで。
速攻でチームドクターな岩田先生んとこ行かせましたけど、その時も大したことなく帰ってくるだろうな~と思っておりやした。
結果は「すぐ病院行け。」
めったにそこまで言わない先生なので、その時から「あ、これは重症かも?」と思いましたけどな。
みっちーの重量を膝が支えきれなかったってことでしょう。

スポーツやってる人あるあるですけど、この日、いつも以上にみっちーは動けておりました。
いつもは前のボールに突っ込むこともないし、飛んだボールを追いかけることもなかったのに、この日は走ったりスライディングしたりしてたのでございます。
みっちー自身も「今日はいける気がする~。」と思ってたらしく。
ま、そういう時に限って怪我するんですよね。

その後のみっちーですけど、ドクターからは「膝に体重かけないように。」と。(爆)
ひびの状態が折れたら手術と言われたので、松葉杖出ております。
みっちーを支えないといけない杖も気の毒でございます。
ちなみにこの娘、旅行の予約をしてしまってあったので、強行突破しております。
ジブリパーク行ったし。
お世話してたゴリが気の毒でなりません。
ドクターに旅行行くなら車いす使った方がいいと言われたので、ジブリパークは車いす借りて回ったらしいです。
旅行なんて大丈夫かいな?と心配しましたが、「伊勢神宮行くからご利益あるよ。」と怪我を神頼みしておりました。
相変わらずな爆裂娘でございます。

ジブリパークのおみやげのリクエスト頂いたので、「カオナシと湯婆婆!」とリクエストしたら。
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ゲット。
カオナシのペットボトルケースと指輪もらった。^^

ってことで、貝塚クラブはのぎく杯での復活はなりませんでしたが、次のランク別大会では復活しとうございます。
ちなみに、選手登録できるメンバーは、1月になるとおやつんちのマチが入れることになるので、来年度は市大会は全出場を目標にしたいと思います。はい。
ってことで、まだまだ部員募集中です。
ただ、練習試合メンバーは長老会が休めるくらい人数おりますので、いつでもお声掛けください。
練習試合になると、馬女スーパーバイザーもいれば、みなちゃんちの妹の元柏井高校バレー部のゆりちゃんが来たりするので、やたら激しい試合ができると思います。
(鬼マネとLINEでつながってる方はいつでもメッセージくださいねー。)
ちなみに年明けは10日と24日は練習試合すでに決まっております。)

 

 

 

ご近所情報 tame-(タメハイフン)行ってきたよーん

鬼マネが通ってた美容室は、都賀駅前のたて産婦人科の前、郵便局のお向かいの『カルペ』でございました。
亜門もここに通ってたのですが、先月そろそろ行かないとなーと思ってたら、亜門が「カルペ閉店したってなってるぞ?」と。
まさに「聞いてないよー!」でした。
8月半ばに行ってたはずなので、その時なんも言われなかったぞ?と、プチパニック。
と、いうのも、鬼マネの髪はいい感じにできる美容師さんは少ないのでございます。
「困る、困る、それは非常に困る!」
ということで、明美ちゃんにLINEしました、「どういうこと?」と。(笑)

話せば長いけど、元々カルペの藤田さんはカルペの前にずーっとかよってたfab(ファブ)のスタッフ。
fab(ファブ)はみっちーがマツエクスタッフで働いてたし、それでずっとやってもらってた岩澤氏と並ぶくらいカット上手な人は誰か聞いて、藤田さんだと教えてもらったからカルペに行くようになったのだし、カルペにはfabに入社した明美ちゃんちの美香ちゃんが配属になってたのでございますよ。
なのに、何も聞かされず閉店したってどういうこと???となったわけで。
で、明美ちゃん経由で美香ちゃんから、11月10日に西都賀にオープンしますと教えてもらえてまぢでほっとしました。
美容室難民になるとこだった。

tame-s.com

美容師さんが独立するときって、元のお店からお客さん持って行っちゃいけないとか、ルール的なことあるの聞いたことあるので、まあそういうことだったみたいです。
まあ、藤田さんがどっかに隠れても、そうはさせねーよと、探しまくったけどさ。(笑)
カルペのスタッフがそのまま居ます。
藤田さんと美香ちゃんと宮原くん。
てなわけで、亜門と一緒にお祝いがてら行ってきました。

西都賀の駅前のロータリーのデイリーストアの2階です。
「キャバクラあったとこでしょ?」
と、思ったら、その下の階でした。(笑)
キャバクラは3階で、まだあります。ぶぶぶ。
ここ前は何があったっけな?と思ったら、小児科があったとこでした。
みっちーが小さい時は通ってたはずなのに、すっかり忘れてたし。

鬼マネが片方だけ長くアシメにしたり、一部だけ真っ赤になったり、金髪になったりするのは、藤田さんがデザインしてやってるのでございます。
鬼マネは行くだけ。あとは100%おまかせ。
亜門も藤田さんにおまかせです。親子して100%おまかせ。
もうねえ、鬼マネの髪は「硬い、多い、おばさん特有の変なくせ」の3重苦なので、手間がかからないようにカットでなんとかしてくれる美容師さんは神なのですよ、髪なだけに。(笑)

最近お気に入りのシャンプーは、これです。

西友で売ってるので、アマゾンでは買ってないけど。
気に入った匂いのが見つからなかったので、ずーっとアホみたいにエッセンシャル使ってたんだけど、みっちーが亜門におすすめしたらしく。
使い心地はエッセンシャルと違いがわからないけど、匂いが気に入りました。

 

千葉市中央区のいいとこ情報 生実と書いて『おゆみ』と読む町

暑すぎる夏から、いきなり秋になりまして、衣替えが間に合わず、ちょっと羽織るものもなく、どーしましょ?な鬼マネでございます。

鬼父が亡くなり、鬼母もグループホームに入所して、主のいなくなった鬼マネの実家は、週に何回か行く鬼マネのお休み処となりました。
実家は千葉市中央区の住所で生実町ではありますが、中央区のはずれになりまして、すぐとなりが緑区おゆみ野になります。
生実と書いておゆみと読みます。
千葉人でも読めない人多いです。
おゆみ野と良く間違えられますが、生実町は古い町でして、おゆみ野は新しい街でございます。
おゆみ野地区の開発を、横目で見ながら大人になりました。(爆)

涼しくなったので、鬼父が亡くなってから考えていたことをやってみました。
近所の散歩。
おいおい、それだけかい、と言われそうですが、この地区のじじばばの散歩は普通の距離ではございません。
というのも、この辺の人はもちろん、明徳高校出身者もご存じかと思われます、ものすごいアップダウンのある町なのでございます、生実って。
だからというわけではないでしょうけど、この辺のじい様、ばあさまは足腰が丈夫でございます。
日常で鍛えられてるからかと思われます。
鬼父は、生前、認知症を発症したころだと思われますが、日々のことをメモ書きのように日記を書いておりました。
家の整理をしてて見つけて読んだのですが、ほぼ毎日、早起きしては大百池まで散歩してたようです。
なんのことはない、鬼父はたばこ吸ってたのですが、鬼母が禁煙して、その途端鬼父にも禁煙を強要しまして、そのあと隠れてたばこを吸い続けていたのでございます。
それで毎日ひとりになるために、散歩に出かけていたんでしょう。
(家の片づけの時に、ありとあらゆるところから、鬼父の隠したたばこやライターが出てきまして、呆れましたです。)

お散歩スタート。
鬼マネの実家は棚状になっておりまして、道の上と下に家が建ってて、入ってきても行き止まりになってて、車は通り抜けできません。
10件足らずの部落状態で、高齢化が進み、今は半分が空き家になってしまいました。

聖子ちゃんのインスタで見て一目惚れして、DMでオーダーしてゲットしたバルーンスカート。
お盆に着ようと思ってたのに、喪服着ることになり、夏が終わりそうになって慌てて着ました。
スカート丈、ばっちり。テンション上がりました。

行き止まりの先は山道なのですが、久しぶりに歩いたら、獣道みたいになっておりました。
もうこの道を通り抜ける人はいないんでしょうなー。

トトロに会えそうな道を進みます。
子供の頃は自転車でノーブレーキでかっ飛んだりしたものですが、歩いて上るのは結構ハード。
この上りきった先に、鬼マネの母校の生浜中(現生浜東小)がありました。

鬼父がせっせと散歩したように、鬼マネも昔から大百池までのコースをぶらぶら歩くのは好きでした。
調べてみたら、南生実の先の山だったところは、昭和52年から開発の事業が開始、昭和59年に最初の街びらきがされたとあります。
ゆみーるがオープンしたのが平成6年になってるので、みっちーが生まれてからだったんですなあ。
で、大百池が公園になってきれいになって完成したのが平成12年なので、亜門が生まれてからってことになります。
鬼父が「大百池、きれいになったんだぞー。」と教えてくれたの覚えてます。
親子して長年大百池付近をぶらぶらしてたってことですなあ。

鬼マネの実家から大百池までは、歩いて20分くらいです。
公園でひとやすみしたりしたら小1時間かかるってことなので、長めの散歩になります。
久しぶりに歩いてみたら、変化もあったし、まったく変わってないとこもあったし。
鬼父もこんな風に歩いてたのかなあ・・・なんてなことを考えながら、てくてくしてみました。

大百池までは、マイナスイオンたっぷりのひんやりした空気の薄暗い道のりだったはずでしたが、ここも開発されておりました。
湿地帯だったはずですけど、住宅地になっちゃうんですなあ。


大百池に向かう途中はすっかり住宅街になっておりました。
右側は相変わらずな山と畑ですが、左側は家だらけ。

まだまだ開発中なようでした。

大百池到着。
鬼マネが子供の頃の大百池は、ため池そのまんまで、池っていうより沼。
今はすっかり整備されております。

池の周りを1周ぐるっと歩いてみるのもいいかも。
鴨っぽい水鳥がいましたねー。
のどかな景色が広がっております。
鬼マネの実家から大百池行くと、裏側から公園内に入る感じになります。
表側はしまむらのすぐ裏手になり、遊具があるし、無料の駐車場もあるので、日曜日はちっさい子供連れの親子が多いです。

鬼父はベンチに座ってのんびり過ごしたんだろうなーと思われ。
亜門が小さい頃は、一緒にいってたみたいです。
亜門は4歳の時に鬼マネが離婚しておりますので、その後小学校高学年になるころまで、週末は実家にお泊まりさせて預かってもらうという生活でしたので、鬼マネより鬼父の晩年を知ってたりします。

大百池と言えば、な脱線したお話になりますが。
このベンチのすぐ後ろにあるこの建物。

もういい加減取り壊されてるだろうと思ったのに、まーだありました。
これ、心霊スポットになってるのを聞いて、へーでした。
鬼マネが子供の頃から廃墟のままです。
当時はこんな囲われてなくて、探検だー!とか言って、中に入ったことあります。(笑)
大百池自体がうっそうとした森の中でしたので、実際この建物も不気味ではあったのですが、お化け出るとかの噂話しにもしないくらい、誰も興味持ってなかったです。
ずっとあるんで。(爆)
ネットで調べるといくつか出てきますけど、廃墟なだけだし、1970年代後半まであった旅館とか書いてる記事もあるけど、実際はもっと前だと思いますね。
鬼マネが子供の頃には見た目は今と同じくらい廃墟でしたから。

同じく、子供のころから、当たり前のように見てた景色のひとつに、飛行機があります。
小学校の頃に、担任の先生が教えてくれたと記憶していますが、この辺は飛行機の航路になってるので、常に空に飛行機が飛んでるのは日常の景色でございました。
改めて見てたら、羽田に行くのと、成田に行くのと両方飛んでるんですね、たぶん。
散歩してる間も、ひっきりなしに上空に飛行機いました。
夜だと、点々と飛行機のライトが見れたりします。
千葉は羽田と成田が近いので、都賀でも飛行機は常に飛んでおりますので、珍しくはないですかね。

きゃー、ぶつかるー!みたいな写真も撮れたりして。(笑)

とにかく田舎なので、電線が映り込まない空の写真も簡単に撮れます。
時代劇向きな地区です。なんてな。

この町に生まれて育ったら、虫とは共存してるのが当たり前なので、「虫ムリー!」とか言ってみたかったです。
子供の頃は虫だけじゃなくて、牛ガエルやザリガニやイタチや白鷺などなど、都会の人が驚愕するような動物も普通に存在してるので、騒がないことを驚かれたりします。
散歩いてる間だけで、いきなり鳩に遭遇したり、てんとう虫を見つけたりしました。
トンボはもう日常です。おどろきゃしねー。

てんとう虫って、久しぶりに見たぜ。

この時期、トンボはわんさか飛んでるし。

と、思ったら草むらにいきなり鳩。

大百池の帰りに、八釼神社にも寄り道してみました。
まあ、なんといっても氏神様ですのでね、「もうすぐまたこの土地に住むと思いますので、よろしくお願いしまーす。」と、ご挨拶しときました。
ついでに鬼父が亡くなったことも報告。
町内会でこの神社の祭りの時は、手伝いに来たりしてたのでね。
そういうのも田舎ならではですな、お盆前と後に、やぐら立てに男衆がかり出されるのですよ。
朝早く、近所のおじさんたちがぞろぞろ歩いて行ってたもんです。
最近はなくなったんですかねえ。

確か昔はこの参道の手前で盆踊りやってたと思うんですけど。
で、境内の横に南生実公民館があるので、子供会のイベントはそこでやってたんですね。
なので、なにかと子供の時は、この神社にきてたのでございます。

神社はこんな感じ。
氏神様なので、ごあいさつしときました。

神社は階段の上にあります。
やりましたよ、この階段で「ちよこれいとっ!」「ぱいなつぷる!」ってね。(笑)


みっちーが小さい頃、1回だけこの神楽見ましたけど、どんなだったか覚えてないです。(爆)

またもや脱線話しですが、この八釼神社のすぐ近くに高橋由伸の実家があります。(ありました、かもしれないけど。)
鬼マネと由伸の一番上のお兄ちゃんが同級生です。
上ふたりはサッカー部だったし、上二人と由伸は年が離れてるので、弟だと初めて聞いたときめちゃびっくりしました。
ちなみに南生実には『高橋』さんが冗談かと思うくらいわんさかいます。
みんな親戚ってことではないそうです。(笑)

歩いてて思いますけど、おゆみ野と違って、生実地区は過疎化が進んでます。
南生実地区は古い農家が多いから高齢化が進んでいるんでしょうし、廃墟のようになってる家も目立ちます。
「あれ?ここは○○ちゃんちだったけど。」
と、同級生だったはずの家が更地になってたりしてます。
次の世代になったのか、新しく建て替えてる家もあるにはあるけど、コンビニも遠いし、店がない。
坂も多いし、交通の便も恐ろしく悪く、高齢者が住める町ではなくなってます。
中央区なんだけどなあと思います。
大百池の周りが開発されてたり、鬼マネの実家の目の前に建ってた川鉄の社宅の跡地が住宅街になったりして、若い世代が流入してきてるのを見て、ちょっと安心してたりしますけど、まだまださみしくなってる一方です。
お盆に開催されてる生実池の花火が、近隣の人にはちょっと知らるようになったみたいで、そういうのもちょっと安心材料になってます。
鬼マネが鬼ばばあになってここに住むようになった時に、今より活気がある町になってることを期待しております。

今やビニールハウスで雑草育ててるわけで。
この中に死体があってもわからないよなー、とか思っちゃいました。(爆)

南生実地区は、こういう風情のある古民家的な住宅がまだまだいっぱいあります。
農家で地主というか、土地がでかい家が多いんですねー。
維持するのも大変だろうなーと思いますけど、残して欲しいですよね。