貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


鬼父の介護日記 父からのテレパシー

鬼母との攻防戦は鬼父の日記とは別にしたいと、つい思ってしまう鬼マネでございます。
いつか笑い話にできるらしいので、その日が本当にくることを、もはや祈っております、鬼マネでございます。
ってことで、先日22日に、鬼父は誤嚥性肺炎で救急搬送されて入院していた病院から、療養型の病院へ転院することになりまして、無事改めて入院いたしました。
入院の手続きで記入していて「!」とやーっと気がつくことになったのですが、鬼父、86歳のお誕生日は6月21日でしたーっ!(12日だとばっかり思ってて、Facebookに書いたので、皆さんからおめでとうのお言葉を頂いてしまっておりましたが、この転院する前日がお誕生日でございました。まあ、ほんとに86歳迎えられたので、結果オーライとさせて頂きます。こらーっ!)
この日、入院してた病院に迎えに行って、介護タクシーで次の病院へ移動するということになっていたので、朝おばさんと一緒に病院へ。
しこたま書類書いて、精算して、久しぶりに鬼父に対面。
この時はちらっとだけで、鬼マネは自分の車でひとり移動し、介護タクシーにはおばさんに一緒に乗ってもらったのですが。
走り出して、少しして、急に、ほんとに急に、
「もう我慢しなくていいんだ。頭にきたら怒って、その後考えればいいんだ。泣きたくなったら泣いていいし、自分の思ったまんまでいいんだ。」
と、思ったんですね。
思ったというか、浮かんだって、そんな感じに、ほんとに急にそう思ったんです。
で、ひとりで運転しながら、わーっと泣き出して、自分でも突然で、なんだ?どうした?って思いながらも、「そうだ、泣け泣け。」ってなってました。
運転中だったけど、なんかもうその気持ちを誰かに伝えたくなって、ケアマネさんにLINEで送りました。

なんか、父の顔見たら、急に思ったんですけど、もう我慢するの、やめます。
そんな時間ないし、勝手に自分でダメになって人に迷惑かけてる人に遠慮したり、気遣っても無駄でした。
頭にきたら言いたいこと言って、それからまた考えればいいやって。

これからは支えてくれてる人と楽しくやります。

ケアマネさんからはすぐに返事きて。

それは、お父さんがそう言ってるってことですよ。
親の助言は素直に聞きましょ😃
すごく心配してると思います

ほんとにそうかもしれないなあと思いました。
そう思っちゃうくらい、急に浮かんで、強かったです。
父からのテレパシーだったんじゃないか?って、そう思ってます。

写真だと、ほんとに弱ってるようにしか見えないんですけど、彼岸花やおやつ、馬女スーパーバイザーは、鬼父のこの写真見て、「顔色いいね。」「思ったより元気そうだね。」「受け答えできてるね。」と「え、そう?」なお返事。
ケアマネさんからも、「意識しっかりしてますね、良かった。」と返事きて、なるほど介護職の人たちは、見方がちがうなーと笑っちゃいました。
ちなみにみっちーは「もう死にそうな感じなの?」と。(爆)
普通はそう見えると思います、はい。


3月にがんセンター行った時はあんなに元気だったのに、たった数ヶ月でこんなになっちゃうんだなっていうのはちょっと驚きではありますが、これでも鬼マネはしっかりわかってるようで、「並木さーん」と言っても「は~い。」と返事しますが、「パパー!」と声かけてもちゃんと返事してくれましたし、「じゃあ帰るね。」には反応少なかったのに、「ばいばいきーん!」と言ったら、がっつり手を振っておりました。(爆)

父は私に覚悟をする時間をちゃんと与えてくれています。
転院先でも延命措置についての確認をされましたが、もう迷うことなく「しません。」と伝えました。
父は頭に来たときは、大暴れしてました。
暴れて、勢いで鬼マネや鬼マネの友達をぶっ飛ばしちゃったりして、その後会社休んじゃうくらい凹んでました。
頭に来て、その勢いで相手に塩ぶっかけようとしてました。
鬼マネが知ってる鬼父は、温厚でいつもニコニコ笑って、でも無口ないい人、では決してなくて、ものすごいキレキャラで、怒ったら手が付けられない暴れん坊将軍でした。
それでも言葉は少なくても、伝えるべき事は伝えてくれてて、だから鬼マネは今こうして周りの人たちに支えてもらえる人間に、なんとかなれてるんだと思うのです。
今回も父が最後の力を振り絞って、鬼マネに何かを伝えてくれたのだとしたら、ケアマネさんの言葉の通り、親のいうことを聞こうと思うのです。
まだうまくできてないんだけど、言わないで無駄に我慢して、後で後悔するのなら、言いたいこと言って、それでなんと思われても、それがどうしたと開き直っていようと思うのです。

父に「ありがとう」とは言わないでいるのは、そういうのは要らないと思うだろうなあと思うからです。
父は私が居たことを全てだと思ってるだろうし、私も私のほとんどは父でできていると思ってて、それはお互いに言わなくてもわかってると、なんかそれだけはものすごい信頼があったりします。

父が私に送ったかもしれないテレパシーは、まだ確信できてるわけではなくて、自分がめんどくさいからそう解釈しようとしてるんじゃないか?という気持ちがまだあるので、もう少し鬼母を切らないでおこうと思ってたりします。
私が迷ってるとしたら、鬼父自身も迷ってるってことだろうと思うからです。
これはまあ、時間が解決するだろうから、曖昧なまま、もう少しやり過ごそうと思います。