みっちー、3ヶ月連続で携帯の料金、2万円超え。
おめでとーっ!わーっ!
わーっ!!
甘かった、鬼マネが甘かった。
わかってますよ、はい。
持ってりゃ我慢しないことくらい、鬼マネだってわかりますよ。
目の前にあって、おあずけ我慢できずに、何度鬼父にぶっ飛ばされたか。
ああ、ばななはえらかったなー。
みっちーの携帯は、鬼母のを拝借させてもらってるんですよ。
なので、ドコモの請求書は、鬼父と一緒になってて、鬼父たちが自分たちのものとして払ってくれてたんです。
だから最初に2万超えしたときは、真っ青になった鬼父は、鬼マネにも内緒にして、みっちーに警告だけしたんだそうです。
2回目はさすがにヤバイし、頭にもきたんでしょう。
鬼マネにチクリ、いや、教えてくれましたですよ。
で、鬼父と鬼マネ、ダブルに警告され、鬼マネと約束したんですわ。
無事、希望の高校に入ったら、コギャルでもヤマンバでもなってよし。
ここまでは、すでに約束済み項目。
それに追加で、携帯もみっちーの名前で契約して、FOMAでパケホにしてやると。(その代わり、携帯代はバイトして自分で払えよ、とまでは言ってませんがね。)
だからあと数ヶ月、我慢せい、と言ったんですよ。
約束しましたです。
なのに、ドコモをお使いの方はわかってますね。
週末あたりに請求書が送られてきたと思います。
鬼父から電話です。
「鬼母にばれたぞ。また2万超えてやがった。バカ娘。」
バカなのはオタクさんのお孫さんです。
娘はおいらでやんす。
鬼マネに言ったのか?ダディ。
帰宅後、申しました、みっちーに。
「お前はトランシーバー使え。伝書鳩でもいい。携帯は没収だーっ!」
みっちーは言いました。
「糸電話でもいい?」
さすがだと誉めてやるべきですか?
で、テーブルの上に、宅配便の包みが。
開けたら、DSのソフトが3本。
小鬼が大騒ぎしております。
「かか、これで460円振り込めばいいんだって。」
「なにか当たったの?これ。」
「違うよ、460円振り込まないといけないんだってば。」
「だって、DSのソフトでしょ?これ。」
「そうだよ、だから460円振り込むんだってば。」
振込用紙が入ってました。
15510円。
なんですか?これは。
「小鬼、何送った?」(←もうすでに状況は把握できて、怒りモードに入ってる。)
「だからコロコロコミックのはがきだってば。前に言ったじゃんか。」(←まだ何もわかってない。)
「本持って来い。」(←爆発秒読み開始。)
「は〜い。」(←まだわかってない。)
小鬼は雑誌のプレゼントのハガキを送るのを、最近マイブームにしておりました。
それがこのハガキを送ろうとしてたときに、今思えば良くわからないことを言ってましたです。
問題の雑誌はすでになくなっており、真相は闇の中でございます。
しかし、ひとつ疑問が。
これだけ高額のものを購入する申し込みはがきを、子供だけで書いて送ってOKなのか?
隣で自分への怒りの矛先が変わってほっとしてるであろうみっちーが言いました。
「それ、ばばが書いてたよ。」
・・・。
「こおにっ!ハガキ禁止っ!!お年玉で払えっ!それまでは開封も禁止だっ!こーのばかたれがーっ!!」
働けど、働けど、この暮らし・・・。
じっと手を見る。
生命線が前より伸びた。
む〜ん。