貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


離婚日記 ちと長くなるかも。で、ちと重いかも、です。>内容

全ての出来事は、偶然ではなく、運命で決っている。
鬼マネは、これ、信じてると何度か書いた気がします。
今日1日を振り返って、「なるほど、そういうことでしたか。」と、思います。
で、1日の流れは決ってたんだなあと思うのです。

朝、いつも忘れない携帯を、車の中に忘れました。
昼の休憩の時に、取りに行こうと思ってたのに、いつもは重なることない店長と、休憩時間が重なり、会話が盛り上がってしまい、携帯を取りに行く時間がなくなりました。
盛り上がった会話の内容のほとんどは、彼との今までについてを振り返ってという内容でした。
そして、仕事が終って置き忘れた携帯に、彼からの着歴。
朝、9時6分となっていました。

もし。
いつものように携帯を忘れずに持って行ってたら、間違いなくこの時間にかかった彼からの電話は出たはずでした。
もし。
休憩時間に取りに行けてたら、彼にコールバックしただろうし、彼も電話に出たはずです。
もし。
休憩時間に彼との今までについて、店長と話してなかったら、今ごろ私はこんな風に妙にすっきりした気持ちで、日記を書くこともなかったと思います。

彼へは仕事が終り、実家へ子供たちを迎えに行ってからかけました。
そして、彼から電話があったのは、家へ戻ってからでした。

「もう電話もメールもしないで欲しい。
オレにはオレの生活があるし、もう払うものは全部払って、そっちも引っ越したんだし。
これで全部終ったんだし。」
彼はいきなりこう言いました。
自分の気持ちを的確な言葉で言うことがニガテな人ではあったけれど、その分を差し引いてもこの発言は理解に苦しみました。
一瞬言葉を失ったけれど、感じたのは怒りよりも諦めだった気がします。
今日の休憩時間、店長と話した内容に直結しました。
「鬼マネとだんなさんは、最初からボタンを掛け違えてたんじゃない?」
そうかもしれないと思いました。
今まで自分では、途中からおかしくなったとばかり思っていたのだけれど、実際は最初からだったのかもしれないなと。
「ぜんぜん鬼マネらしくないじゃない。なんで怒ったり気持ちぶつけたりしなかったのかなあ?」
店長は最初はなんで?なんで?と思ったらしいけれど、鬼マネと話してるうちになんとなくわかってきたと言ってました。
「諦めちゃってたんだね。」
本音でぶつかっても分かり合えないということを、鬼マネは本当は早くからわかっていたのかもしれないと思います。
それでも信じたかったし、なんとかなると思ってた。
人を変えようと思ったら、まずは自分が変わらないとダメだと、誰かに言われて、それで頑張ったことがあったことを思い出しました。
「それでもダメなものはダメだってこともあるよ。」
今はそうだなと思うけれど、諦めたくなかったのかもしれません。
早くに諦めてたのかもしれないと言いながら、矛盾しているけれど、だからあがいてたんだと思います。

離婚騒動の途中で、鬼マネは、鬼父に思いっきり言われたことがありました。
「いい加減目を覚ませ。あいつはお前が思ってるような人間じゃない。」
鬼マネはずっと彼に対しておんなじことを思ってたので、その言葉は心に刺さりました。
いつか元の彼に戻ってくれるだろう。
それは希望ではなくて、鬼マネの願望だったんじゃないか?と、鬼父に言われてから疑い始めました。
「そういえば・・・」
と、過去の場面場面の彼を思い出し、思い当たることを見つけたりもしたけれど、それでも鬼マネはどこかで打ち消し続けてたのかもしれません。
離婚成立してほっとしたのは彼から離れられたことだったに違いないのだけど、それからも不安は消えることはなくて。
ここにもその都度書いたけれど、彼は支払いのたびに鬼マネの気持ちを逆なですることばかり続けてたわけです。
でもそのたびに、鬼マネはどう考えてたかと言えば、やっぱり「今度こそちゃんとしてくれるだろう。」だったのです。
それはイコール彼を信じたいという願望で、でも彼がどういう気持ちでそういうことをするかをどこかでわかっていたから、不安は消えることがなかったのだと思います。
彼は自分では気付いていないようだけれど、常に鬼マネに勝とうとしてたんだと思うのです。
掛け違えたボタンの正体は、彼は鬼マネに負けることを許せなかったということだと思うのです。
でも鬼マネは、ずっと彼に「私はそんなことは考えてない。」と意思表示したくて、それが結果彼に争いを続けさせることになってしまったわけです。
結局彼は最後まで鬼マネに勝つことしか考えてなかったんだということを、今日はっきりわかってしまいました。
今日の昼、店長と話しながら「そういうことだったのか。」とわかりかけてた鬼マネにとって、彼の言葉は決定打でした。
「それはこっちが言いたかったセリフじゃんか。」
と、思ったけれど、それを言ってしまえば彼は負け犬の遠吠えにしか聞こえないだろうと思い、言うのはやめました。
話しながら頭にもきてたけれど、言葉が浮かんでも結局彼には何も言えませんでした。
鬼マネも彼に勝つことを考えてることがわかったからです。
私たちは最初からそういう力関係で、でもそれでは夫婦ではいられなかったんだと思います。
その関係を変えることはできたのかもしれないし、できなかったのかもしれないし。
どちらも努力することをしなかったのだから、答えを出せることはないでしょう。

こんな書き方をしてると、鬼マネは悟っちゃってるみたいですが、心のままに書けば、「なんだか思いっきりかっちょ悪いんですけど?」って感じです。
昔別れた男に言ったことがあります。
「最後くらいかっこいい男で居て欲しかった。」
別れても思い出せるような男で居て欲しいと、女は思うものであります。
例えば、歯の浮くようなセリフでも「お前も幸せになれよ。」とでも言ってくれてたら、鬼マネはずっと彼を忘れないでいたと思うのです。
多分男として最悪のセリフで幕を下ろしてしまった彼のこと、鬼マネは忘れちゃうと思います。
と、言うか、忘れたいです。

ひとつだけ、鬼マネは彼に言い返しました。
「これからは男として責任を果たして行くんだし。」
子供たちへの養育費を払うことについて、こう言ったからです。
「男としてではなくて、親としてでしょ?」
彼は鬼マネに「もう嫌がらせもしないでもらいたいから。」と、電話とメールをしないで欲しいという理由として言いました。
それでもう何も言う気がなくなったんですね。
彼は鬼マネの離婚してからのメールや電話を、嫌がらせとしてとらえてたってことですから。
もうこの人には言うだけムダだなと思っちゃいました。
本当の嫌がらせを体験してみて欲しいけど。

店長は、「クサイせりふっぽいけど、正義と愛は勝つんだと思うよ。」と言いました。
だとしたら、鬼マネは勝てるんだと思います。
負けるが勝ちだということを覚えてしまった鬼マネには、彼は最後まで勝てなかったと思ってるし、それでいいんだと思います。
彼がもし今、してやったりといい気持ちでいるなら、鬼マネは離婚ばんざいだと思うし、これがオレが望んだ勝ちなのかと虚しくなってくれてるなら、鬼マネも報われるってもんです。
彼と鬼マネの長かった争いはこれにて終了です。
鬼マネがあと彼に望むことは、養育費の支払いの期日を1日でいいから遅れてくれること。(笑)
彼は鬼マネにはっきり言いましたから。
「養育費の支払いが遅れれば、そっちは法的な手段を取ればいいんだから、電話もメールもしないでいいわけだし。」
毎月月末にヒヤヒヤしてたことも、今日から楽しみに変わったわけで。

それにしても。
14年も夫婦やってたのに、鬼マネの性格をひとつもわかっちゃいなかったっていうのは、嘆かわしいったらありゃしない。
ま、また頑張りますよ、明日から。