貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


涙の逆転


昨日が小鬼の卒部大会、今日はつばきジュニアの新人戦ってことで、2日続けて大声出してしまった鬼マネは、声がマングローブ状態でございます。
自分でもびっくりする野太いしゃがれ声になっております。


昨日の朝、試合に行く前に、半泣き(いや、実際はかなり泣いてたけど。)状態で書いた日記ですが。
書いた通り、負けてしまいました。
小鬼たちのチームの6年生は、昨日をもって引退となりました。


試合は興奮、興奮の最後に大ドンデンとなって、まー、大騒ぎだったのですよ。
んで、その大騒ぎのきっかけというか、引き起こしたであろうのが、小鬼だったんですね。
それでなくても、小鬼がバッターボックスに立てば、鬼マネじゃなくてもお尻に力が入るというか、気が気じゃない状態に陥るわけです。
なんてったって、背番号11番、一番最後の番号ですから。
で、小鬼のところにボールが飛んでいけば、鬼マネはそのまま気絶しそうになるわけですよ。
応援してるおかんたちの手元も、気がつけば祈る形になっちゃってたりするわけです。
その小鬼が、0−1でリードされたままの5回の裏で、打順が回ってきちゃったんですよ。
最初の打席は三球三振やらかしてた小鬼でございます。
「いいから振っていけや、こら。」
と、低い声で威嚇しちゃいましたよ、ひとりごとですけど。
そしたらねー、打ったんですよー!



たまたまエラーしたりもあったので、ラッキーだったんですけど。
いやあ、これは大騒ぎでした。
「母ちゃんもなんか持ってるけど、小鬼も持ってるよーっ!」
と、旬なお言葉頂きつつ。
んで、1塁に出た小鬼。
3塁にはフォアボールでひとり出てたんです。
そしたら監督が、なんか小鬼のこと怒ってる。
鬼マネ「なに?なに?」
母A「盗塁だ。」
母B「サイン出てるね、行けって言ってる。」
もうこの辺からまともに見れませんでした。
だってねえ、小鬼は公式戦に2回しか出たことないんですから。
前に出してもらったときは、打って1塁に出て、けん制で刺されたんですよ。
次は2塁まで出たけど、また2塁で刺されたんですよ。
鬼マネ「むりむり!だって小鬼、2塁から先に行ったことない!」
母A&B「えーーーーーっ?!」
思わず3人とも手元が祈るの形になりましたよ。
で、なんとか盗塁成功。
ここから鬼マネはもう手袋した手で目を隠しつつ、その隙間から見てましたよ。
けばけばの隙間からしか見れなかったです。
で、次のバッターが3塁打打ってくれて、小鬼も帰って来れたんですけどね。
「きゃー!2点入った!逆転だよー!」と、最大に盛り上がったんです。


で、びっくりしましたが。
鬼マネ、ここで声が出なくなっちゃったんです。(爆)
悲鳴あげてたわけでもないし、とにかく固まってたので、声も出せなかったんですけど、ハスキーなんてもんじゃない、全然声が出ない。
これもまたみんなして爆笑を誘ってしまいました。
ビックリしすぎて声が出なくなるなんてことがあるんでしょうか?
とにかく、のど飴とかいっぱいもらって、強度のハスキーくらいまでは復活しましたけど。


これで勝てると思ったんですけど、何があるかわかりませんね。
最後の回で、逆転されて負けてしまいました。


試合自体がドラマチックだったこともあって、終わった瞬間、おかんたちも泣いてたし、キャプテンの子も号泣してまして、それ見たら、鬼マネのダムも決壊でした。


この卒部大会、負けたチームは試合のあと、並んでおかんからメダルをもらうんです。
子供達は各自、お礼の言葉を送ってくれます。
悔しいとか、悲しいとか、そういうこともあったけど、とにかくなんだろう、さみしかったです、終わっちゃったって事が。
で、小鬼と鬼マネの番。
最初は笑って前に出てきた小鬼でしたが。



「いつも仕事忙しいのに、ありがとうございました。」
そう言いながら声詰まらせて、泣き出しやがりました。


そんなことはいいんだよ。
小鬼が頑張ってる姿を見れて、おかんは楽しかった。
その気持ちを込めて、握手しました。
まあ、もちろん号泣しながら。




帰りにコーチに言われました。
「小鬼は良かったね、最後に打てて。」
いえ、最後の試合で打てるように育ててもらったからです。
小鬼がここまでできるようになったのは、コーチや監督や、チームの仲間や、他のおかんみんなに指導してもらって、応援してもらって、励ましてもらったからです。
帰ってきた小鬼は、自分が打てたことは喜んでいましたけど、「オレは打ったのに。」とは言いませんでした。
「相手が強かったよ。すごい打ってたし、守備も良かった。」
それ聞いて、やっぱりいいチームに入って、いい野球をやらせてもらったんだなあと、つくづく思いました。


みっちーの時はここまでいろんなこと思わなかったし、同じチームでコーチだったこともあって、見守るだけではなかったので、こういうこと思わなかったんですね。
いい経験させてもらいました。


小鬼たち見てて、指導者のこと考えちゃいました。
どんなに思っても、どんなに熱くなっても、子供達はそのときが来たら巣立って行ってしまいます。
ママさんバレーにはこういう引退はありませんから。
切ないんだろうなって。
覚悟が必要なんだよなーって。


昨日は帰宅が夜中でしたが、小鬼の布団にみっちーとふたりでもぐりこんで、お疲れいちゃいちゃしてみました。(笑)
起こされた小鬼はかなり迷惑そうでしたけど。


マングローブ声に、泣いて腫れぼったくなった目という、超ブサイクな鬼マネに清き1票をポチっとな→人気ブログランキングへ