貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


 サッカーをバレーに置き換えてみますか。


ジーコジャパンを貝塚にしてみて、ブラジルを千葉県(ママさん)だんとつの王者みねだいに置き換えてみますよ。
ストレート勝ちしないとダメって条件だったとしますよ。
勝てないんですよ、今の貝塚(ジーコジャパン)では。
それはわかってるんです、選手全員が。
でも、諦めて試合に臨むプレーヤーはいないですよ。
万が一、100万が一、何かが起きて、勝てるかもしれないと思いながら、でもそれを最初から自分たちが「負けるだろうケド精一杯やろう。」とは言わないですよ。
みんな、わかってても、それはタブーですよ。
試合始まる前に、選手同士で、それはなかったと思いますよ、まさかそれはなかったと。


でも、簡単に勝てると思うほうがおかしいですよ。
で、いのっち(玉田)が頑張っちゃって、すげーの決めて、マッチポイント(1点目)取れたとしますよ。
でもその前に、鬼マネにしとこう(川口)がバボちゃん(誰の攻撃だったか忘れた!)のキョーレツなアタックをファインプレーで拾ってたり、いい形で拾ってつないで、何度かいい攻撃してる場面があってこその、いのっち(玉田)だと思うんですよ。
それをみねだいのアタック(ロナウドのヘディング)でジュースだったのをひっくり返されて、1セット目取られちゃったって、下向くことないでしょー!
ハナから勝てると思ってなかったんじゃないですか。
予選で失点ゼロのチームから、1点取ったんじゃないの。
なんで全員でもうダメだって、下向いちゃうのさ。
でも鬼マネは、あの時点ではまだ諦めてなかったですよ。
応援してるこっちが諦めちゃったら、全然だめじゃないですか。


頑張ったんですかねえ?
見てた私たちが、負けてもよく頑張ったって涙が出ちゃうような、そんくらい頑張ってくれたんですかねえ?
ブラジル相手に、点取られても取られても、それでも向かって行ってたですかね。
鬼マネはワールドカップしかサッカー見ないし、オマールとか言っちゃって、全然サッカーわかってない人ですけど、それでも4時に起きてテレビ見て、応援してたですよ。
日本中で、応援してたですよ。
前半終った時点で、もうだめじゃんってメール送ってきた人に、「まだわかんない!元気玉だーっ!」ってワケわかんない返事返してましたよ。
でも下向いてたジーコジャパン見てて、ダメだなってわかりましたですよ。
それでもハーフタイム明けでどんな顔してるかと、楽しみにしてたら、吹っ切れてる顔してたのいなかったじゃないですか。
予選の段階で、打つ手なくなってる日本が、先に進んだって難しいだろ?とも思いましたよ。
それでも期待を裏切り続けたことを払拭してくれるくらい、最後はいい顔してプレーしてるところ、見たかったですよ。
それが負けたことより悔しいです。
応援してる我々を、必要としてなかったみたいなもんです。


世界規模の大会とママさんバレーを比べて語ることが間違ってるとは思わないです。
スポーツの原点は、みんな同じです。
優勝できるくらいのいい試合をするときってのは、プレーヤーとベンチと応援が、一緒になるときなんですよ。
んで、誰かの必死や一生懸命から飛び出したファインプレーが、次から次へとつながって連発していくもんです。
そういう時は、審判のジャッジも、相手のラッキーなミスもみーんなコートの神様に守られてるみたいに、こっちに有利に動いたりするもんで、それを「運も実力だ。」って言っちゃうんです。
どっちの応援してるわけでもなくても、見てるうちになんだか応援しちゃってるチームってのもありで、そういうのもぜーんぶひとつになったとき、奇跡が起きるんです。
それはやっぱり選手がほんとに全員で頑張ったとき。
今回の日本は最初からなんだかそれが欠けてた気がします。


ヒデの最後の行動は、ファンだからってわけじゃないけど、なんとなくわかる気がするんです。
ヒデはきつかったんだと思います。
でも今の状況で、自分ができることをやり尽くしたんだと思うんです。
鬼マネはね、悔しくて残念で、ああして泣いて動けなかったんだとは見てて思わなかったです。
何かこの大会が終ったらこうしようと思ってたことはあったのかもしれないです。
それでも悔しいって涙じゃなかったと思います。
なんていったらいいんだろう、日本の限界も彼ならわかるだろうし、そこまでいけてないチームで、この先どれほど頑張ってもどこらへんまでしか自分ができる内にはいけないってのも、見えてるでしょう、彼なら。
それが技術的なことだけじゃないとしたら、それはそれは途方に暮れるような長いトンネルだともわかってるだろうし。
それでも今のチームで自分ができることは全てやったんだって思えてるんじゃないでしょうかね。
自分の中の葛藤から解放された、みたいに見えてたんですけど、どうでしょうね、本当は。


まあ、事務局長じゃないけど、この後はメッシのアルゼンチンでも応援しますよ。
いいなと思ったネドベドのチェコは負けちゃったから。
あとはやっぱりロナウジーニョかな。
でも一番好きで楽しみなのは、熱い熱いマラドーナなんですけどね。(笑)