夜更かししたので、朝は小鬼くんに勘弁してもらおうと、起こすだけ起こしてそう伝えたんですよ。
「小鬼、かか寝てないからこのまま寝かせてくれー。」
「うーーーん・・・。」
みっちーは寝起きはよござんす。
でも小鬼はダメ。
目覚まし鳴ってても、平気で寝てます。
鬼マネが朝寝坊すると、一緒になって寝続けます。
睡眠時間には関係なく寝続けます。
なんとか起きた気配がしたので、鬼マネはウトウト・・・。
10分しないくらいで。
「かか、これ。」
なんか学校からもらってきたプリント出してます。
「なんで朝出すかなー。」
鬼マネ、プチギレ。
寝かせてって言ったよねえ?
下に降りていった気配がしたので、またウトウト。
で、また10分もしないで。
「かか、800円・・・。」
ああ、そういえば、家庭科の教材のお金がどうのこうのって、昨夜言ってましたねえっ!
むーん、むーん。
「なんで昨日の内に机の上に出しとかないかなあ。」
鬼マネ、もうキレてます。
だから、寝かせてってお願いしたよねえっ?!(怒)
もうダメです。
むかついてるので、眠れないです。
んで、起きました。
みっちーがなにやら不穏な空気を察して、ややオロってます。
「朝からなによ?」
「いやあ、小鬼君がねえ、寝かせてくれないもんですからねっ!」
こういうときの小鬼の逃げ足は、速いモンです。
ランドセル抱えて、すっ飛んで出て行きました。
みっちーは、寝ている鬼マネを起こすような恐ろしいことは絶対にしないと言っております。
「小鬼は怖いもの知らずなんだよ。」
あー、そうっすねー。
でも、母のことをそんな言われ方してて、納得しちゃっていいもんでしょうか。 (汗)
で、では寝ましょうと、再度ベットに入ったら。
外からバタバタと足音接近。
バタン!とドアの音。
どたどたと階段上がる音。
小鬼が部屋に入ってきたときは、鬼マネ、ベットに腰掛けてお出迎えしました。
「今度は何っ!?」
プールの用意を忘れたんだとさ。(怒)
プールカードも出すの忘れて、ハンコ下さいだとさ。(激怒)
嫌がらせっすか・・・。
わかりましたよ。
寝かせてくれと、頼んだ私がバカでした。
ってことで、頭に血が上ってたので、それからは寝れませんでした。
ちなみに。
午後から、小さい鬼の居ぬ間に、と昼寝して、10分も経たない内に、小鬼くん、帰宅しました。
絶対、寝かせないらしいです。(泣)
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