貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


『子供好き』なわけではありません

小学生バレーのコーチなんかやっちゃってると、良く言われるんですよ。
「子供好きなんですね?」
って。
みっちーや小鬼にも、「ふふん。」と鼻で笑われるし、馬女監督や彼岸花にも、「あんたは子供好きでしょーよー!!」と思いっきり言われるんですけど、鬼マネ自身は否定します。
子供好きなわけではないっす。

鬼マネが考える子供好きな人って、保育園や幼稚園の先生とか、一度遊び始めたら最後延々と遊んであげれる人とか、自分でも「子供が好き!」と公言できる人で、鬼マネは全然違いますから。

ただ、つばきジュニアのコーチになって、4年くらいでしょうかね、経ちますけど、最初の頃より否定はしなくなりましたし、時には「子供たちはかわいくてしょうがないですけど、それが何か?」な勢いで肯定したりもするようになりましたけど、子供好きか?って聞かれたら、やっぱりそれは否定します、はい。

時々ね、なーんでだ?って自分でも考えてみたりするんですわ。
「子供好きなんですね?」
って言われるのと同じくらいの量で言われるからですね。
「よくボランティアなのにそこまでできるね?無理無理、できないわー。」
って。
でも嫌々やってるってわけじゃあないので、じゃあなんでやってるんだ、ぢぶん。って考えちゃったりして。
バレーは好きだけど、すすんで試合見に行ったりするわけじゃないし、自分がプレーすることにもこだわってないですし。
じゃあ、なんでだろ?って思うんですけど、昨日子供たちの笑顔の写真見てたら、「ああ、これかもなー。」ってちょっと思ったんですね。
子供って、まっすぐなんですよ。
ほんとに素直な子もいれば、なかなか自分を出せない子もいますけど、やっぱりそこは子供なんです。
できなかったことができるようになって、それ誉めると、ほんとの笑顔見せるんです。
遊んでて楽しかったり、おやつとかアイスとか、子供なら喜ぶもの見せたりあげたりすると、もう満面の笑顔なんですよ。
それで、こっちが元気になってる。
一緒になってゲラゲラ笑っちゃったりして。
もうね、子供たちと一緒に居る時って、鬼マネも自分は大人だと思ってないんですよね。
友達感覚。
友達に会えるなら、行くじゃないですか。そんな気持ちにほぼ近いんですよ。

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もちろん、バレーを教えてる間は、厳しいですよ。
気を抜いたら怪我しちゃうし、怪我したらバレーできなくなっちゃうから。
スポーツの楽しさの中には、厳しかったり、しんどかったり、悔しかったり、悲しかったりも必要な場面もあるし、そこから学ぶこともいっぱいあるから、練習の時間はコーチとして接してます。

まあでも、私のチームの子供たちは、鬼マネに怒られたり、泣かされたりしても、練習を離れるとまるで怖がりませんでね。
なあなあは良くないって考えて子供たちと常に距離を置く指導者もいるんでしょうけど、鬼マネはそこは変える気はないですね。
子供たちの方が上手というか、ちゃんと守るべき領域みたいなのを作ってくれて、空気読んでます。
だから練習中にふざけてる子って、皆無なんですよね。

鬼マネはちびっこチーム担当ですから、バレーの技術的なことや上のチームになってからでいいと思ってて、ちびっこチームに居る間は、できるようになることをひとつでも増やして自信つけてもらったり、チームでやるスポーツの楽しさを体験してもらったり、思ってることを言葉で伝えることができるようになることを中心にやってたりします。
言葉で伝えられる子って、実は結構少ないんです。
「こうでしょ?」って先に言ってもらってて、本人は「うんうん」「ううん」って首だけで伝えられてたってことなんでしょうかね。
体育館の中の広いスペースで、他にもわんさか子供が居ても、名前呼ぶと声出さずに目だけでこっち見てる、って子がほとんどです。
「はーい。」とは返事しないんですね。
「コーチは宇宙人じゃないから、テレパシーは通じません、ちゃんと声出してください。」
そう言うと、笑ってますね。「ですよねー?」って感じで。言われてみればそうだなって、教えれば理解しますから、子供たちは。
最初に言えるようになるのは、「コーチ、トイレ行ってきます。」なんですけどね、どの子も。(爆)

つばきジュニアは、監督がバレーを通じて、子供ひとりひとりを育てていこうっていう考えで、ただ試合に勝ち強いチームにしようとは考えてないので、コーチを引き受けたられたっていうのもあります。
監督こそ、ほんとの子供好きなんですよ。実は。
遊びに行けば、ガチで遊んでるし、試合の帰りのアイスなんて、子供の喜ぶツボをがっつりおさえてますから。ぶぶぶ。