くりさんの新居になったこのゲージですけど。
昨日の段階ではまだ入院してたくりさん。
金曜日に、会いに行った時に、先生が明日退院させて、それからは通院で治療するようなことを言ってたらしいのですが、鬼マネはちゃんと聞いてなかったのですね。
だって、抗がん剤治療が始まって、身体がしんどいらしく、くりさんは横になったまま、ひゃーひゃー鳴いてるような状態だったので、翌日退院できるようになるとは思えなかったんですわ。
でも、退院。
まだ家を療養用に準備してなかったので、大慌てですよ。
病院に置いてあった猫グッズカタログとか見たら、ゲージって○万円するじゃないですか。
「ストレスないようにするってことは、あんまり小さいのはだめだよねえ?」
とか、みっちーとあーでもない、こーでもない。
とりあえず、各部屋に隔離して準備するか?とか、あじゃこじゃ考えてたんですね。
で、猫飼いの先輩のアンジェリカの真記さんに、持ってないかメールしてみたり。
その後、ついでのように彼岸花にもラインしてたんですね。
こいつの顔の広さはハンパないですから。
んで、すぐ電話もらったんだけど、「もしもし~?」なんて、いつも通りのふざけた口調だもんだから、病院だったこともあったし、「後で電話すんよ。」と、早々にぶち切ってたんですわ。
で、真記さんが持ってないってことだったので、ブチ切った彼岸花の電話を思い出して、電話してみたら。
「ラインで送ったでしょーよー!見てないの?さっちゃんちにあったからって送ったでしょー!」
だって。
もう狂喜乱舞ですよ。
みっちーととりあえずトイレを買いに行こうとしてたところだったので、車の中で、
「彼岸花サイコーっ!!」
と、ハイタッチしちゃいました。(爆)
まあ、それで、みっちーにまで、「彼岸花、いい友達じゃん。」としみじみ言われたのですが、「バカ言え、お前までそういうこと言うな。」と、完全否定しときました。
彼岸花の顔の広さというか、こういうところ、人間の域を超えてきてる気がします。
さすが、悪魔です。
まあでも。
今回の奇跡は、ばななのおかげかも?って話しにもなりまして。
くりさんの回復を祈って、ばななのとこに行こう!ってことになり、墓参りに3人で行った翌日だったからですね。
くりさんが退院できたことも奇跡。
ビンボーな我が家が入院費をなんとかねん出して、用意してた金額の半分で済んだことも奇跡。
ゲージが入手できたことも、そのゲージを使ってたのが、ばななと同じバニだったってことも奇跡。
みっちーが言ってました。
「私たち3人の守護霊って、ばななかもね。」
でも更に怖いこと言い出して。
「あ、もしかしたら、かかの守護霊って、彼岸花の生霊かも。」
・・・。
怖いからやめなさい。