貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


鬼父の介護日記 その後の鬼父

鬼父は認知症を発症して、もうずいぶん経ちました。
青葉病院の物忘れ外来に定期的に通院して、認知症の進行を緩める薬も、もうずいぶん長く飲んでいます。
これ、効いてるのか?と思ってましたが、健常な人が飲むと、めまいと吐き気と、結構な症状出るので、弱い薬ではないらしいというのはわかっております。

その後の鬼父からお話しすれば、7月の末に施設に入所しました。
老健なので、3ヶ月で帰って来る予定です。
入所しました、というより、入所させました、の方が正しいかもしれません。
鬼母からの保護のため、だったので。

鬼父の薬を誰が飲んだの?からお話しすれば、鬼母だったのでございます。
本人は「間違えて飲んじゃった。」と言っておりましたが、鬼母は常時飲んでいる薬はなく、時々整腸剤を飲んだりする程度なので、間違えたと聞いた時は、「なんで?」でした。
この時は、救急車呼び、胃洗浄するかどうかの処置しなければならないかもだったし、ふらふらになってたので、一晩入院となりました。

この前後くらいから、定期的に鬼母は騒動を起こし、定期的に「おとうさんに殴られた。」「おとうさんが財布とった。」「お金がなくなった。」と、親戚や私や各所に電話で騒ぎ、最近は鬼母の周りの人は、「亜咲子さんに聞いて。」「娘さんに電話して。」と、誰も相手にしてくれなくなっておりました。
介護職がわんさかいる鬼マネの周りの人たちは、「それ、お父さんじゃなくて、お母さんの方がやばくね?」と言っていて、鬼マネも同居を考え始めていたのでございます。

コロナ渦で、鬼父と鬼母の生活も、少し変化がありました。
鬼母を休ませるために通い始めたデイサービスでしたが、コロナ初期の頃は、感染するのを警戒したり、園の方がお休みになってしまうことが増え、2人で過ごす時間が増えたこともあり、鬼母からの電話も増えておりました。
周りがさじを投げ出したのも、コロナが始まってからでございます。
鬼マネにも仕事中、バレーの練習中、土日関係なく電話がかかってくるようになり、最初の内は慌てて駆けつけたりしましたが、すぐに救急車を呼んでしまうので、救急隊の方からも「娘さんにお父さんの様子を確認して頂きたいのです。」となってしまいました。
これ以降、母は救急車を呼ぶことはしなくなりました。
薬を間違えて飲んだのも、入院騒ぎの1回きりです。
すでにいろんな病院に行くこともしなくなっております。(どこかの病院で、口の悪いドクターに「あなたは病気を探す病気ですよ。」とやられたらしいです。)

鬼父のせいにしてお金がなくなったと騒ぐのも、ずっと繰り返してきましたが、家の中を動くのもままならない鬼父が、タンスの上の踏み台を使わなければ届かないところから取れるはずもなく、2~3日するとけろっとしてるので、相手にしないでておりました。

鬼母は、鬼父を施設に入れたいとしきりに言ってたのですが、鬼マネは聞き流してスルーしておりました。ずっと。
ここでも通院の様子を書いたりしてきましたが、鬼父は在宅での介護が不可能なレベルではなかったからです。
急遽施設に入れることにしたのは、久しぶりにみっちーと実家に行って、鬼母の様子について、「おかしい。」と言われたからでした。

キッチンの鍋の中に、腐ったような食べ物が入っていたこと。
部屋の様子が以前と明らかに違うこと。
みっちーが指摘しました。
それまで鬼マネには気付かなかったことでした。
鬼母が鬼父に何かしているかもしれないということ。
翌日、ケアマネさんに相談に行き、みっちーの指摘が正しいことが判明しました。
しばしば鬼父が体調を崩すのは、鬼母が関係しているかもしれない、というのをケアマネさんからも言われたのでした。
それから怒濤の展開で、元々何度か施設に入れるように準備段階までいっていたこともあり、ケアマネさんが早急に動いてくれたおかげで、すぐに入所できることになりました。

認知症の介護は想像を超える大変さだと思います。
施設に連絡すると、鬼父は穏やかに過ごしているとのこと。
コロナ渦で面会はできないのですが、元気に食べているそうです。^^
鬼母と鬼父を一定期間離すことで、鬼母がいい方へ向かってくれたらと思いますが、期待はしてません。
昨日から自己嫌悪になっておりますが、おととい鬼母がなくした銀行の通帳や印鑑の手続きで会ったのですが、昨日「バックなくなった。」と電話あり、一緒に居るときに持ってたバックではなく、家に置いてあったバックだと言われたのです。
聞き流せば良かったのに、電話して「私が取ったと思ってるのなら、もう部屋には入らない。」とやっちゃったのでございます。
鬼父の次は私かよ!いい加減にしろ!となったのですけど、だめだめだったなあと反省しております。少しだけ。

鬼マネ世代の多くは親の介護が身近なお話しでございます。
鬼マネは彼岸花やおやつ、馬女スーパーバイザーを始め、介護職に就いてるプロがわんさかおりますので、「あるある~。」と笑って聞いてもらえて、深刻にならないで済んで、助かっております。
で、みっちーと小鬼は、鬼マネが認知症発症したら速攻で施設にぶち込むそうで、貯金するんだそうです。あちゃー。