貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


鬼マネの読書日記 曽野綾子

曽野綾子の本を久しぶりに読んでおります。
『人間にとって成熟とは何か』

枕元に置いて寝る前に読む、というのを今年からやってはみてたのですが、なかなか読み切れず。
活字中毒だったはずの鬼マネが、本から離れた理由は・・・。

老眼。

悲しい理由でございます。とほほ。
もうとにかくおととしくらいから、夜は更に目が見えないのですよ、ぼけて。
老眼鏡作ってもう何年も経つのですが、ところ構わずかけて回ることができないのが、近眼とは異なるわけで。
で、寝るまでパソコンで作業してたりするので、ベットに入る時には更にピントがずれまくってるのでございます。
鬼マネは、乱視も入ってるので、本を読むためにはパワーアップした老眼鏡が必要なようで。(パソコンに向かう距離に合わせてめがね作ってるので、本を読むにはそれように作らないといけないみたいです。)
それでも読みたければ、目を凝らしてでも読めばいいんでしょうけど、そこまでするのも・・・って感じで。
まあ、ただ怠けてたのでございます、ここ何年か。

で、たまたま買ったものの読まなかった曽野綾子の本を手に取って読み始めたら、活字中毒の血が騒いだという。

たくさん本を読む人はわかるかもしれませんが、作家によって合う人と合わない人がいたりするのです。
内容は面白いのかもしれないんだけど、どーも読み進まない、というかね。
逆もありで、さほど「読みたい!」と思ってたわけでもないのに、なんだか読んでしまう、みたいな。
鬼マネは曽野綾子がそれです。
なんか読んでしまう。
もちろん、面白いからなんですけど。

鬼マネが曽野綾子作品を最初に読んだのが『天上の青』でした。

ドラマで見たのがきっかけ。
このドラマ、探してもDVD化されてなかったのですが、今回調べてみたらあったのですよー。
2020年にコレクターズDVDとして出ておりました。
びっくりです。

ドラマで見て、その後探して本買って読みました。
連続殺人犯の富士男と心が清らかな雪子とのお話なんですけど、富士男は殺人鬼なんだけど、雪子にだけは素直になれるんですね。
そんな2人をつなぐのが朝顔のヘヴンリーブルー(天上の青)なのでございます。
重いし暗い内容なんだけど、なんだかずんずん読めるし、はまりにはまって、この朝顔(ヘヴンリーブルーという種類の朝顔が実在します。西洋朝顔なんですけど。)植えちゃったりしました。(笑)

ってことで、曽野綾子の書いた本は結構読みました。
天上の青の雪子もクリスチャンでしたが、曽野綾子自身もクリスチャンなのですよ。
だからきれいごとばっかり並べてるかというと、そうではなくて、ものすごく気持ち良く物事の好き嫌いを言います。(クリスチャン=きれいごと言う、というのは偏見でしかないのですが。)
時には政治家を名指しで「どうかと思う」みたいなことも言っちゃいます、この方。
かといってやたらと世間に物申す、というわけでもなくて、「自分はこう思う。だから好きではない。」みたいな書き方してるんですね。
その書き方が鬼マネには『合う』んだと思います。
「あ、言っちゃった。」みたいな感じで読めたりします。
『人間にとって成熟とは何か』を読んでみて、久しぶりに曽野綾子節を読みましたが、この本に限ってなのか、前より批判的になったかな?とは思いましたけど。
若者の言葉使いについてとか、苦言が多いので。
でも、成熟とは何か?について書いてるから、そうなるのかーとも思いますけど。

書き方で読み進められるか否か、がわかるようになったのは、曽野綾子がこう書くんだからこの人も面白いんだろうで読んでみた瀬戸内寂聴作品は、鬼マネは全くだめでした。
読み進まない。
面白くないわけではないんでしょうけど、頭に入ってこないというか、目に入ってこないんですね。
なので、寂聴さんの作品は、わんさか買ったけど、1冊も読み終わってません。(笑)
寂聴さん自身は大好きだったんですけどね。

曽野綾子の老いについての本をやたら買ったので、今2冊目を読んでおります。
人間は死ぬことだけは確定しているのに、日本人は死について語ろうとしないのはおかしいって。
ごもっともだ!と思って、読めております。