貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


韓国ドラマ 秘密の森 シーズン2

見たのに忘れてしまってたシーズン1をしっかり見て予習してから、シーズン2に突入しました。
というのも、それでなくても重くて難しい内容なのに、キャストもほとんど同じで、話しもシーズン1から続いてることが多いので、最初っから「なんだっけ、この話し。」とか「どうなったんだっけ?この件。」というのがわんさか出てきちゃってたのでございます。
ということで、シーズン2を見終わったので書いてみようと思います。

onimane.hatenablog.com

シーズン1で活躍して終わったはずの検事のハン・シモクは、なぜか出世はせず、逆に田舎の検察をたらい回し状態になっておりました。
相棒として同じく活躍した刑事のハン・ヨジン。
こっちは出世して警視になってて警察庁捜査構造革新団所属となっております。
直属の上司が同じ女性で、かわいがられてるというか、ご贔屓にされてるので、同僚の男性からチクチク嫌みを言われてたりします。
この辺のやーな感じは、めちゃわかるなーって感じ。
女性の職場は人間関係がめんどくさいって良く言われてますけど、鬼マネは逆。
男性に職場で嫌われると、ほんとにめんどくさいです。
必ずしもってわけではないけど、パワハラモラハラさせたら男性の方が強烈だと鬼マネは思ってます、経験上。
ドラマの中でも繰り返し言うんだけど、組織の中で生き抜くには、「しょうがないでしょ。」と、どれだけ目をつぶり、耳をふさぎ、同じ色に染まるか、なんですよね。
それができない人は、正論なんだけど、はじき出される。
シモクとヨジンは、目もつぶれないし、耳もふさげないんです。
そもそもシモクには、周りに同調するという感覚がなくて、自分のルール(これは法以外の何物でも無いんだけど。検事だから。)に一直線で揺らがないので、変わることもないんだけど、ヨジンの方は、苦しむんですね。揺れる。
でも二人とも結局は間違ってることは間違ってると、曲げないんです。
シーズン1では、シモクには辛い結果になったんだけど、シーズン2ではヨジンの方が辛い結果に終わりました。
そうやって考えると、今回は検事長といい、シモクと同じ部署の先輩といい、結果的にはシモクの味方になってくれた人がいたなあと思います。
逆にヨジンは、元の職場のチームの面々は、ヨジンがえらくなっちゃったがために、近距離では支えてもらえてなかったので、しんどい環境だったなあと思います。

どんなに非難されても、正しいことを行なうのは精神力が必要で、強靱なヨジンでも、ひとりで泣いちゃうシーンがあって、そこは重なるものあって、見てて苦しくなりました。
でも最終回でヨジンが職場で全員にそっぽ向かれても、分かってくれる人もいるってシーンには思わずうなずいてしまいました。
ここでその部署の上の人が味方的存在であると表明すると、これまた一気に風向きが変わるのも、女性の職場にはない展開だと、鬼マネは思います。
男社会で女性が頑張るのって、ほんと、辛いのですよ。うん。(笑)
なので、団長にも大いに共感しました。
あとは、えらくなっても、そこまでの道のりは死ぬほど大変だったはずなのに、責任を負わされる分、終わるのは一瞬なんだってことかな。
ま、実際は上までいってればいってた分、お誘いの声もかかって、結果オーライになるんでしょうけどな。(爆)

このドラマの面白いところは、ハン・シモクが何かに気付いても、それをナレーションで説明するとか、それを強調してわかりやすくするとかがないんですね。
例えばですけど、話しが進む中で、「なぜ、こう言ったんだ?」とか、「犯人はここに立ち寄って、こうしたはずなのに、なぜここに向かったんだ?」とかを、心の声的にナレーションが入ったりするんだと思うんですよ。
でも、ハン・シモクはそもそも感情を表情に出せない人って設定なので、わかりにくいのに更にわからないんですね。
だから、見る側が「これか?」「これだろ!」って感じでずーっと疑いながら見ることになるんですね。
そのくせ、犯人が「うっそ、こいつかよ!」ってびっくりさせてくれます。
前半は、シモクもほとんど活躍しないし、警察と検察の騙し合いが繰り広げられちゃうし、部署も日本では聞かないので、難しいんですけど、後半から一気に面白くなります。
で、今回もヨジンとシモクのコンビネーションが絶妙。

シモクは潔癖症ってことではないんだろうけど、人に触られた時の反応がすっごく「わかる~。」で笑えます。
肩ポンポンとか、肩もみもみとかのスキンシップが苦手なのが良くわかっちゃう。
表情ないのに、それだけはなんであんなにきっちり出すのかがウケます。
で、これ、スキンシップに抵抗無い人だと、見てても多分わからないと思うんですね。
なのにシーズン1でも2でも、これだけはしつこいくらいにしっかり出してくる。
思うに、脚本家か監督がスキンシップ苦手人間なんだろうなと。

脚本家といえば、このドラマがデビュー作なんだそうです。
で、シーズン2も監督は代わったけど、脚本家は同じ人だそうです。
とにかく伏線がすごい。相変わらず凄かったです。


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シーズン2でもシモクが笑顔を見せるところが1回くらいはあるんですけど、レアだけにかわいいです。

 


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