貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


韓国ドラマ サイコだけど大丈夫

キム・スヒョンは『星からきたあなた』を見たので、知っておりました。
なので、ドラマ自体は面白そうだと思いつつ、後回しにしてたのでございます。
なーんでか。
『星からきたあなた』はキム・スヒョンは宇宙人の役で、クールというか、無表情。
鬼マネは、無表情な役をやる韓国ドラマの俳優さんは、大根を隠すためだと思ってたりするので、期待してなかったのでございます。

そして、ソ・イェジを知らなかった。
花郎』と『君を守りたい~SAVE ME~』に出てたみたいですけど、記憶にないです。
主役2人の期待値が低かったので、後回しにしておりました。
が。
これ、ジンクスになりつつありますが、鬼マネが期待値低かったドラマは、超おもしろい!という結果に終わります。
いやいや、面白かった。

www.netflix.com


www.youtube.com

見始めてすぐに「あ、まただー。」と思ったのは、キム・スヒョン演じるムン・ガンテのお兄ちゃんサンテを演じてるオ・ジョンセは、これの前に見てた『椿の花咲く頃』でダメ男のノ・ギュテを演じてたんですよー。
またもやしりとり状態。
サンテは自閉症なので、全く違うキャラだったのですが、見事でした。
鬼マネはこのドラマは、サンテに泣き、サンテに笑いました。
オ・ジョンセは椿~で初めて見たのですが、実力ある役者さんなんでしょうに、見たことなかったなあと。
まだまだ韓国には力のある役者さんがわんさかいるんでしょうねー。

そして、そして。
記憶に残してなかったのに、ソ・イェジですよ。
なんたる美しさ。
そしてうまい。
心に闇を持ってて、孤独に生きてて、サイコパス気味で、最初は笑いもしないんですけど、途中からニコーっと笑い出すのですが、その笑顔がもうなんともいえず、がっつり心を奪われました。

コ・ムニョンは童話作家なのですが、ドラマの中でムニョン作の童話が出てきます。

OST(オリジナル・サウンド・トラック)を探してダウンロードすることは結構ありますけど、本(童話)買ってみようかなと思っちゃいました。
挿絵の雰囲気、ツボったので。

あと、悪夢を見ないようにとガンテがサンテに作ってあげたマンテ人形。
しっかり商品化されております。

これもツボってるんだけど、年取ったら悪夢は見なくなったんだよなー。
夢すら見なくなってるしな。(爆)

コ・ムニョンとサンテは、言葉がストレートです。
思ったことを簡潔な言葉で言い表すし、遠慮がない。
普通なら聞けない、言えないことをスパッと言います。
後半で泣きながらムニョンがサンテに謝るシーンでは、辛すぎてサンテの顔を見れないムニョンに、
「謝るときは目を見て謝れ。」
と言っちゃったりします。
これ、言葉だけ見るときついんですけど、サンテなりの慰め方だと思うのです。
サンテもムニョンも発する言葉自体は辛辣にも思えるんだけど、毒がない。
気遣われて、選んで遠回しに言ってくれてても、かえって傷つくことってあるなと思うのです。
加えて、二人は自分が傷つくことを避けないから、相手にも傷つけないように、とは考えないのかもしれないなあと思いました。
自分もそうだけど、人に言うことで、言い返されて、傷つけられるってことあるじゃないですか。
だから言わないようにするという。
それ怖がらなければ、言葉を選ぶこともしないで済むんだなあと、このドラマ見て思いました。

韓国ドラマは、必ずといっていいほど、伏線に家族の在り方を描いてたりします。
大筋は恋愛なんだろうけど、それよりも親子や兄弟の家族だったり、友情だったり、人と人との関わりについてだったりを、かなりの時間を割いて描きます。
なので泣かされます。(笑)
そしてきっちり最後は鬼マネが韓国ドラマ好きな理由のひとつなハッピーエンド。
最終回はお約束でいい終わり方してくれるだろうと、安心して見てられます。
後味の悪いドンデン返しなんて、ドラマには必要ないと思っております、鬼マネは。

あと、ソ・イェジは恋人へのマインドコントロール説とか、スタッフへのパワハラとか学歴詐称とかいろいろあって、干されてるらしいけど、最近復帰の話しが出てるみたいですが、鬼マネはそもそも女優さんは性格悪かろうが、素行悪かろうが、作品が良ければそれでいいと思っております。
いい人である必要ないと。
だって、大昔は芸能人なんて嘘ついてナンボだったはずで、年齢詐称、出身地詐称、学歴詐称も普通だったはずでございます。
日本でもこの感じはあって、いつからこうなったの?と思ってたりします。
だってさ、役者さんは演じるのが仕事で、リアル必要ないじゃん?と思うんだけど。
昨今、神対応、塩対応で大騒ぎになるけど、お笑い芸人とかバラエティに出るようなタレントとかならともかく、俳優にいい人求めてどうすんの?と思っちゃうのです。
リアルがいい人だったり、スイーツ男子だったり、愛妻家、子煩悩だったりだと、悪役演じてる時、どうにも嘘っぽくなっちゃっていかんです。
かつては松方弘樹が『元気が出るテレビ』に出て、裏声出したり、涙流したりして、その後どうにも松方弘樹が出てるヤクザ映画、説得力無くなって見れなくなったもんね。(爆)
このドラマがめちゃ良くて、一発でソ・イェジのファンになった身としては、次回作楽しみなので、干さないでくれよ~と思ってしまうのであります。

ちなみに、鬼マネは芸能界の裏方の仕事(ヘア・メークとスタイリストなので、ガチガチの裏側を見てきとります。)をしてたので、余計そう思うのかもしれません。
楽屋のドアを出た瞬間に豹変する人なんて、普通ですよ、普通。(笑)

『サイコだけど大丈夫』もNetflix独占配信のドラマでございます。