貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


勝ったり負けたりラジバンダリなランク別大会

 

今年度もまさかのAランク大会出場となりまして。
雪の3連休明けの火曜日が大会となりました。
路面凍結などの対応のため、開始時間を1時間遅らせて頂きまして。
(といっても、当日は全然大丈夫だったんですけどな。)
会場は千葉公園体育館。
ここでの試合もあと何回できるんだろうでございます。
建て直すらしいので。

今回のランク別大会。
いつものトーナメント形式ではなく、リーグ戦というか、変則組み合わせでございました。
各チーム2セットマッチの2試合やり、勝率で1位2位を決め、最後はその2チームで決勝戦して優勝が決まるという。
なので、鯛のしっぽチームな貝塚クラブとしては初戦負けても2試合できるというラッキー大会となりました。

・・・。

いや、ほんとに2試合できるからって、ラッキーかっつーの。
なぜなら。
組み合わせきてみて絶句しました。
今年度絶対王者な川戸クイーンズが初戦。
そして、記憶と記録に残ったであろう3-21で惨敗したことがある千城台クラブが2戦目。
組み合わせが決まった途端、貝塚クラブの合言葉は、

『瞬殺だけは避けよう』

となったわけで。 
ただ失うものが何もないってのもおっかないわけで。
「せっかくやることもできない川戸と当たったんだから強いチームがどんなことするのか見て学ぼうじゃないの。」
ってのも合言葉になったわけですよ。負けるの前提っすから、これ。
恐るべしポジティブシンキング。

もう千城台クラブには勝とうとも思ってません。
前回の対戦の時も、けちょんけちょんにやられたし、仲がいいだけに知られまくってるので、打つ手が浮かぶことすらなかったんで。ぶぶぶ。

ここからは冗談抜きで。
で、ランク別対策で練習試合したり、先週もきっちり練習したのですよ。
でも、先週の練習見て鬼マネは、この感じで試合したら瞬殺されるって、わかっちゃったのです。
何かが悪いってわけでもなく、でもいい感じでもなく。
こういう雰囲気の時って、勝てたことないし、下手すると大ダメージくらうくらいひどい試合しちゃってきてるんです。今まで。
来年度からくみっきーを登録して、心機一転オールドファッションから新貝塚クラブで頑張ろうって思ってる時に、大ダメージくらってる場合じゃないですし、この何年かやってきたオールドファッションの集大成にしようってやってきたのに、それはまずいなと。
でも鬼マネ自身も、だからってどうすればいいのかも見えないし、多分自分でも「もう負けても川戸と千城なんだし、しょうがないってことで終わるんだろうなー。」ってそう思っちゃってたんですよ。
ここ何年かで、「頑張ろうでは勝てない。勝つには理由があるし、負けるのも理由がある。」ってみんなで理解しようとしてやってきたことなので、「なんとかなるかもしれない。」なんて甘い考えは持っちゃいないだけに、絶対負けるってわかってるままで、打開策が見つからないってのもどうしたもんか?って悶々としてたわけです。
それを「これか?これかも!」ってなったのは、大会の2日前、ギリギリセーフでございました。
つばきジュニアの練習試合で川崎に向かう車の中で、監督とつばきジュニアについて会話してた中での「!」でした。
「そっか、落とさなきゃいいんだ。」
策がないならボール落とさなきゃいい。
できるのか?とか、どうするか?とか、そんなの吹っ飛びました。

試合が始まる前のほんの数分で、みんなに言いました。
「つなごう、1点にこだわって、とにかくつなごう。で、チャンスで返さない。」
貝塚クラブって変なチームで、言えばできる、やればできるんです。
それ言った時の一瞬で、「こいつらやるかもしれない。」と思いました。
はいよ、ってなった時の集中の仕方がね、ハンパじゃないんです。(笑)

初戦始まって、ちょっとドキドキしておりました。
緊張とかそういうんじゃなくて、ほんとにつないでるからです、みんなが。
いつもやらなかったこと、なんだかやってる。
もっちーが相手のエースの鋭角のアタック拾ったり、はるみが腕を棒みたいに伸ばしてサーブカット丁寧に上げてたり、いのっちが二段トスしたり。
おやつがザクザクサーブポイント取るし、気が付いたら1セット目21-8で終わってました。
ちなみに彼岸花には、呪文かおまじないのように「自分の左側に力入れろ。」だけ繰り返しました。
彼岸花をバックレフトにしてたので、強打をうける時に左に力入れてくれてたら、外にはじくことはしないだろうと思い。
黙ってるとびろ~んと伸びてレシーブを外にはじきやがるので、それをカバーするのしんどいじゃないっすか。(爆)

と、まあ、1セット目はそんな感じで、いつにない集中力で、つないでつないでしつこいバレーやれまして、すげーなこいつら、と思えたんですけど。
2セット目は川戸クイーンズの怖さを思い知らされたと言いますか。
大量リードできてたので、そうやってガンガンやっつけられてても、なんとな逃げ切れると思ってたんすよ。途中まではさ。
気がつけばひとケタのまま、20点取られてる。
「ま、まじか・・・。」
と、よぎりましたけど、つなぐこともチャンスで返さないことも頑張ってないわけじゃないし、さほど1セット目の集中力も切れてるわけでもないし、それでもダメなのはやっぱ相手が強過ぎるんさーと思ったのですよ。
その瞬間、2でヒロちゃんのとこにボール行って、ぴょ~んと跳んだんで、「あ、決める。」と思ったんですね。
ところがさすが貝塚、まさかのばさー!っとネット。
もう笑っちゃいました。
で、2セット目終わり。
「やられたらやり返せるってすげーなあ。」なんて、感心しちゃってたし。
ってのも、鬼マネはこの時、1セット目を9点で終わってたと間違えてたんですね。
まさかの1点差で負けるなんてさすが貝塚だ!と思っちゃってたんですよ。
でもまあ、つなぐバレー見れてたので、それで満足だーみたいな。
「同点なので、1点取った方が勝ちです。」
え?同点?
冗談のような同点からの1点先取で終わるって。
その瞬間にスイッチオンだったらしく、全く記憶にありませんが、

「気持ちだかんな!弱気になった方が負けんダぞ!」

と、怒鳴ってたそうです。(あちゃー。)
最後の1点をどうしてどうしてあーなったか鮮明ではございませんが、最後はいのっちがブロックで止めて終わりました。
1点差で川戸に勝っちゃった。
もうねー、どんな勝ち方だっていいっす、勝ったって10年は言います。(爆)

千城台クラブ戦は14-21、14-21で負けました。
川戸に勝ったからって勢いつかないのが貝塚クラブなんす。
でも楽しかったなー。
最後はみなちゃんとの一騎打ちみたいになりまして、もうとにかく雄たけびまくってたらしいです。
アドレナリン噴出させまくったのは久しぶりなので、もうおなかいっぱいです。(笑)

ちなみに鬼マネがアドレナリン噴出させると、心の声を声に出してしまうらしいです。
おやつが呼んでるからって3回も続けてトス上げたヒロちゃんを、「バカかおめーは。」と思ってたら、そのまんま言ってたそうです。
千城台のアタッカーの人が、サーブ打つ顔が怖いなーと思ってたら、試合終わって雑談してる時に「顔怖いよね。」と言っちゃってました。
全力で打ってくるみなちゃんと勝負してーなと思って「打ってこい!」と思ってたら、それも大声出して騒いじゃってたらしいです。
ま、だから楽しかったです。ほんと。

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試合の翌日、貝塚クラブは総会やりましたので、試合の話しで盛り上がりました。
何が盛り上がったかって、鬼マネが吠えたのも久しぶりだったけど、久しぶりに登場してたキャラがいたから。

ホラーマンおやつ。

ひろちゃんがネットに引っかけたあと、一旦試合終了でネットに並んだんですよ、両チームが。
そんなところでホラーマン。

「ひろちゃんがひっかけるから負けちゃったじゃん!1点で負けたじゃん!」
怒り狂ってるおやつ。それ見て笑ってる貝塚クラブ。
普通なら凹むであろうそんな場面でも、全く聞いてないひろちゃん。
まったく変なチームです。
ホラーマンも鬼マネが命名したんだっけ。
試合中、ひろちゃんが変なトス回ししたとブチ切れて、その後決めたら「ほらー!ほらー!(きめたじゃん!あたしに上げればきめたじゃん!)」と騒いだのが命名のきっかけでございました。
まあ、爆笑、爆笑でした。

 

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↑全然笑ってない写真。(爆)

までも。
だから貝塚クラブっていいんだよなーってことを思い出せた試合になりました。
終わりよければすべて良し。
総会でみんなの合言葉は変わりまして、

市民大会は1回戦負けは避けよう

で、終わりました。(爆)
貝塚クラブは1年のスタートの市民大会にからきし弱いのでございます。)