貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


ジウ/誉田哲也


ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)

ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)


ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)

ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)


ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)

ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)


これ、映画化とかされそうですけどねー。
主要な登場人物のキャラクターが、リアルと言うか、読んでて浮かんできやすいんですよね。
カンヌこと美咲は、キャラ設定もそうだけど、名前が同じなんでずっと伊東美咲を思い浮かべながら読んじゃったし。(笑)


この人の本は、もうかなり前ですけど、『ストロベリーナイト』で気になってたんですよ。
読もうと思ったはずなんだけど、なんか逃してたみたいです。


『踊る!大捜査線』で知られるようになったSATとかSITが出てくるんですけど、その違いが理解できたりします。(笑)
熱血刑事あり、腐敗した悪い刑事ありと、警察小説にありがちなキャラはそれぞれ出てくるんだけど、ひとりひとりの書き方が細かいというか、細かく設定されてるせいなのか、やっぱリアルにイメージできます。
以外にも主人公的な役割なのは、真逆な女性ふたり。
そこにジウという謎の中国人が絡まって、シリーズ3冊一気に読めちゃいました。
女性がメインで出てくるせいか、ストーリーはハードボイルドっぽいのに、なんか繊細なんですよね。
ジウがなぜ犯罪を犯したのか、っていうのが、最後の最後に美咲の言葉で書かれてるんだけど、「ああ、そうなんだ、そうかも。」って、ちょっと哀しいし。
いやー、面白かったなー。
これ、おすすめですわ。