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これ、映画化とかされそうですけどねー。
主要な登場人物のキャラクターが、リアルと言うか、読んでて浮かんできやすいんですよね。
カンヌこと美咲は、キャラ設定もそうだけど、名前が同じなんでずっと伊東美咲を思い浮かべながら読んじゃったし。(笑)
この人の本は、もうかなり前ですけど、『ストロベリーナイト』で気になってたんですよ。
読もうと思ったはずなんだけど、なんか逃してたみたいです。
『踊る!大捜査線』で知られるようになったSATとかSITが出てくるんですけど、その違いが理解できたりします。(笑)
熱血刑事あり、腐敗した悪い刑事ありと、警察小説にありがちなキャラはそれぞれ出てくるんだけど、ひとりひとりの書き方が細かいというか、細かく設定されてるせいなのか、やっぱリアルにイメージできます。
以外にも主人公的な役割なのは、真逆な女性ふたり。
そこにジウという謎の中国人が絡まって、シリーズ3冊一気に読めちゃいました。
女性がメインで出てくるせいか、ストーリーはハードボイルドっぽいのに、なんか繊細なんですよね。
ジウがなぜ犯罪を犯したのか、っていうのが、最後の最後に美咲の言葉で書かれてるんだけど、「ああ、そうなんだ、そうかも。」って、ちょっと哀しいし。
いやー、面白かったなー。
これ、おすすめですわ。