貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


いまさらだと思うので

連日ニュースで騒がれてるおすもうさん達のお話しについてですが。
鬼マネだけでなく、スポーツをやっている人、その家族、そして指導者の皆々様、多分すべての人が、「いまさら?」と思うのではなかろうかと。
最初は鬼マネも、報道の流れの通り、貴乃花親方が偏屈、頑固、変わり者の方に偏ってたんですよ。
詳しくないけど、過去の色々でそんなイメージ持ってたから。
でも、毎日大騒ぎの報道を見てて、
「物を使ってたなら許されない。」
「物で殴るのは横綱の品位をなんちゃらかんちゃら。」
的な発言を聞いて、この辺で「?ちょっと待てよ?」になってきたんです。
物を使ってたら悪くて、素手ならいいの?って。
そこからかな、自分に置き換えて考えてみ始めたの。
報道って怖いですよね。
見たまんまで、聞いちゃってて、違う視点で考えてみることもできなくさせるから。

鬼マネたちのバレーボール界では、指導者講習などの場でもはっきり言います。
暴力は絶対にダメって。必要ないし。
根絶なんですよ、バレーだけじゃなくて、野球だって、サッカーだって、スポーツ界全体がとうの昔に体罰を含めた暴力は一切禁止なんです。
言葉でだってダメなんです。
で、ここまではいいとか、ここならいいとか、そういう例外もないんです。
もう絶対ダメなんです。
だからおすもうさんたちはまだそんなこと言ってるの?と思ったんです。
『かわいがり』って言葉で、例外にしてたから、どこまで、が不鮮明になって、こういう結果を生んだんじゃないのかな?って思ったんです。
根絶はできたはずなんです。
だって実際にスポーツ界全体で取り組んで、今は『絶対に許されないこと』にまでなったんだから。

鬼マネ世代だと、部活でぶったたかれるとか、先輩にボコられるとか、そんなの日常茶飯事でしたからね。
でもなくなったのはそんなに遠い昔の話しじゃないです。
でもなくなった。今は誰も許さなくなった。

貴乃花親方が言おうとしてること、やろうとしてること、そして決めてることは、今は理解できる気がします。
あらゆる暴力は要らない、必要ない、あってはならないと考えてるとしたら、素手ならいいけど物を使ってるならダメと言ってる人たちに「違うだろー!」と理解してもらうのは大変なことってことになります。
間違ってることは絶対に間違ってるんだと伝えるのは、自分自身が信念としてしっかり持ってる人にしかできないことだと思うので。
でも、暴力に例外はないと思います。
だからだと思うんですけど、報道もそっちに傾いてきてるなって。
そう感じるのは鬼マネだけですかね。