昨日はみっちーの美容学校の学校祭でした。
去年はひとりで見に行ったのだけど、今年は最後なので、じじばばも連れて。
学校祭と言っても、千葉の市民会館の大ホールを使っての、ヘア・ショーなので、なかなか面白いんですねえ。
クラスごとに、ショーを作って、発表して、審査員が順位を決めちゃったりします。
衣裳も音楽も照明や構成も、全部各クラスで生徒だけでやるんですよ。
夏休み中から準備しておりました。
1年生と2年生では、技術的な差はもちろんですけど、やっぱり去年経験してるってことで、ショー自体の差も歴然です。
1年生は、どこか学芸会の粋を超えられてなかったり、見せ方も単調で、イマイチ。
まあそれも、2年生を見なければ、わからないくらいの完成度の高さではあるのですが、2年生見ちゃうと「あ〜。」って感じです。
去年はみっちーたちが「あ〜。」な感じだったんですけど。(笑)
2年生は3クラスなんですけど、優勝したのは最後に見せたB組だったそうです。
構成も良かったし、見てて面白かった。
みっちーのクラスは、「あちゃー。」な感じで、去年の学芸会に毛が生えた程度の感じだったんですけど、なぜか2位だったと言うので、聞いたら、ヘア・ショーってことで、ひとつひとつの作品だけが審査対象で、構成とかその他もろもろは、得点には含まれないんだそうです。
同じカテゴリの道を進む親子ではありますが、先に進んでる鬼マネがクールな目で見ても、みっちーはやっぱ向いてるんだろうな、と思いましたです。
ヘア・ショーなので、細かい技術はわからないですけど、なんだろうな、雰囲気ですね、それが、ちょっと嫉妬するくらい、こいつは持ってる感じなんですね。
おいらのこの客観的な目は、結構当たるので、みっちーが本気でやればいい結果出すんじゃねーか?と思いますけど。
ま、それは本人次第ですから、黙ってますけど。(笑)
モデルになった子の中には、プロのモデル顔負けでポージングやウォーキングできる子もいて、女の子なんざ、スタイルもものすごくいい子もいて、芸達者な子なんかだと、ダンスもできる子もいたりして、若者のパワーと言うか、オーラと言うかに、ニコニコしちゃった鬼マネでございました。
先に進んだ者としては、この世界に興味を持って、入り口に立った子達をできるだけ後押ししてあげたいんですね。
自分がきれいになりたいと思う子は多いですけど、人をきれいにしてあげたいと思うのは全く別のことですし、ヘアメークという職業を限定すれば、ほんっとに狭き門なのですよ。
門の前で尻込みしてしまう子も多いわけで、覗き込むことができるくらいのガッツがあれば、「おし、こっちだ!」と引き入れてあげたくなっちゃうんですね。
一生続けられる仕事で、一生かかっても極められない職業なので、若い人たちの感性は見て勉強になったりします。
がんばれ、がんばれ、ですね。