貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


その人、その人にできること


昨日は小鬼の野球チームのお別れ会ってことで、ボウリング大会とカラオケ大会がありました。
自粛ムードの中、そして節電を言われてる中、やるかやめるかをギリギリまで話し合いましたが、中学が違う子が何人かいるし、長い子は小1から在籍してたりするので、親同士も寂しかったりして、結局やることになりました。
鬼マネは、「今できることは今やろう」と考えるので、開催には賛成。
家にこもってても結局、節電しかできない自分の無力さを痛感するだけだし、少しでも動いて、日常を取り戻すことで、結果的には国全体が元気になれると考えております。


それに、家にいると嫌でもテレビから、暗くなるニュースばっかでもううんざりですから。
今日だって朝から奇跡の生還した若者に、「体調はどうですか?」って。
おめー、10日間も動けない、誰も来ない、動けないばあちゃんが居て、先が見えてこない状況で、閉じ込められ続けてみろ、そんなこと聞かれて、「あっちいけ!」って言わないか?っつーの!とムカムカしてしょうがないし、今も「これは誤りでした、申し訳ありません。」って、とんでもない間違い流しといて、「今のなしね。」で済ましてるぢゃねーか!と胸が悪くなることばっか。
放射能の影響で被災地の農作物の出荷を自粛要請なんての見ちゃうと、「大丈夫だって言っといて、自粛ってなんだよ!」と思うし、いいから黙っとけ!と思っちゃうじゃないですか。
マスコミが騒ぐから、風評被害でひどい目にあい始めた地域だって出てるし。
地震は天災だから誰も責められないと思ってきたけど、こういうのは人災でしょーが!と思いますよ。
テレビで「今、私たちにできること。」って言ってるのを聞くたびに、「おめーらが余計なことは黙ってることが、おめーらの今できることだからな!」と、思います。


それにしても子供達は元気。
で、ふと思いました。
子供達は、元気に笑ってくれてることが、この子達の今できることで、そうやって子供達を笑顔にさせてやるのが、私たち親ができることだよなーと。
子供達も子供達なりに今、色んなことを考えてて、だから震災の話題になると、いつも以上に食いついて話してたりします。
分解くんな小鬼は、実現できそうにない発明を考え続けてるし、みっちーはみっちーで、小鬼よりはもう少し現実的なこと考えては、不安になってたりするみたいです。
「普通に戻るまでには、5年くらいかかるかね?」
何を根拠に5年という数字が出てきたのかわかりませんが、19歳の視点で考えれば、そのくらいなんでしょう。
「5年もかからないよ。阪神淡路大震災の時だって、細かいところはそれ以上かかったかもしれないけど、関東ではあっという間に普通に戻ってた。テレビだってあと1ヶ月もしないで、何もなかったかのように戻るさ。日本はすごいんだから。」
鬼マネも何を根拠に言ってるのか、自分でもわからなかったけど、まあ希望も気合も含めてそう言いました。
で、聞いてたみっちーは、
「そっか、そんなにかからないか。」
と、ほっとした顔。
それでちょっとはっとしました。
これ話してたとき、鬼マネ自身の気分が落ちてる時だったら、「そうだねえ、もっとかかるんじゃない?」と言っちゃってたと思うんです。
親の簡単な一言で、子供は元気にもなるし、逆にもなる。
今できることって、こんなことも含まれるんだなって。


それと。
昨日小鬼はボウリングもカラオケも初体験だったのですが、歌にはまったらしいです。
EXILEの『I Wish For You』を大合唱したのですが、それがよほど楽しかったらしいし、カラオケ慣れしてる子達が、マイク持って平気で人前で歌ってるのを見て、小鬼ゴコロをくすぐられたらしいです。
まあ小鬼がカラオケで歌に目覚めたのはいいとして、歌って無条件で人を元気にするなあと思ったんですね。
その人その人でできることは違って、歌を歌える人は歌で伝えればいいし、書くことで伝えられる人は書くべきだし。
みんながどんなに小さいことでも、自分以外の誰かのためにできることをやって、また誰かのためにできることをしたら、それはいつかつながって、大きな力になると思うんです。
何もできなくていいのかな?と思う気持ちを持ててる人は、何もできてないんじゃなくて、自分じゃない誰かを思えるってことができてるんだと思うんですよ。
今は、批判とか非難とか、誰のためにもならないことをしてても、ムダにしかならないと思います。
犯罪なんてもってのほか。


で、ふと思いましたが。
彼岸花はこういうときでも彼岸花のままで、いつも通りとぼけたことを言い続けてるんですけど。
ちょっと滅入ってたりして、彼岸花なまま話したりすると、「こいつはいつも通りってことがこいつにできることなんだろうなあ。」と思っちゃったりしてるわけです。


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