『ノルウェイの森』が明日から公開ってことですが。
読みましたよ。
みんなが大騒ぎしてた時、ちょっと騒ぎがおさまったくらいのタイミングで。
でも。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: ペーパーバック
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内容をひとっつも覚えてないんですよ。
読み終わっても、なんでみんなが騒ぐのかわからねーって思ったことだけ、記憶してます。
本はまだあるので、再読してみようと思います。
違うこと、感じるかもしれないし。
トラン・アン・ユン監督の作品は、『ラマン』が最初だったと思います。
それで「この人、綺麗に撮るなー!」と思って、『青いパパイヤの香り』を見てみたんですわ。
独特の空気感がありますね。
こっちもまた見ようかな?
- 作者: 桐野夏生
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/02/17
- メディア: 文庫
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このところ、この人の本を立て続けに読んでおりますが。
桐野夏生のすごいなーと思うところは。
これは女子高生が主人公なんですよ。
登場人物も高校生。
どの年代も、どの設定も、やたらリアルに書けるんです。
クールなイメージだったんだけど、この本だと若さゆえの熱さもちょっと出てる。
『魂萌え』では中年のダンナに先立たれたフツーの女性書いてましたからね。
あと、おっさん。
そのくせ、ミロみたいな冷め切った女性も書くし。
読んでて、主人公像がちゃんと浮かんできますからね。
無理して書いてないんでしょうね。
若者像書くと、なんとなく伝わっちゃうんですよ。
「無理してるな。」「そんなんじゃねーでしょ。」って感じで。
でもないんだよなー。
まさにリアルワールドです。