彼岸花のいいまつがいは今に始まったことぢゃありませんで、鬼マネは最近はもうすっかり慣れたモンでございます。
新しい言葉を教えると、次に聞いたときにゃ、どっかしら間違えてるので、慎重にならないといけませんです。
これ、なぜか馬女キャプテンもやります。
だからなんだかんだ言って、このふたりは仲良しなんだと思われ。
先日ディズニーツアーをやりましたが、その前にも恐る恐る教えた単語がございました。
もうお気付きでしょう。
インパ、でございます。
ランドやシーに入園する、行く、ってことを『インパーク』の略でしょうか、インパというらしいという情報をゲットしてしまった鬼マネは、ついつい彼岸花に教えてしまいました。
「へ〜、インパっていうんだ〜?」
彼岸花はこういう若者が使っているらしいという情報をゲットすると、目がいやらしくなります。
んで、こういうところがアホなのですが、家に帰って娘や息子に、
「ねーねー、ランドやシーに行くことをインパって言うんだよ?あんた知ってた〜?」
と、やっちゃいます。
多分鬼マネ以上に彼岸花のこういうところにうんざりしてるであろう彼岸花家の子供達は、
「知ってる。」
と、バッサリぶった切るらしいです。
相手を考えればいいのに、やっぱりアホです。
彼岸馬んちのウサ公なら、驚いてくれるんじゃないかと思います。
んで、シーへの道中、この手の会話で盛り上がりまして。
(馬女キャプテンは『インパ』をリンパといいまつがってたりもしましたが、それは聞かなかったことにしましょう。)
「ハンパないことをぱないって言うとか?」
「えー!ぱない?」
「ぱねー、ぱねーって、何のことかと思ったら、そういう意味だった。」
「へー!」
「あとはなうじゃない?〜中って意味だけど。」
「へー・・・。」
へーへー言っちゃっております。
んで前日、鬼マネがお仕事中にキャストのお嬢さんたちと会話してて、すずめ先生と一緒になってへーへー言っちゃったのが、『セットマ』。
まあ、窃盗マシンのことをこう言うんだそうで、あんまり大声で言えない感じではありますけど。
「若者はなんでも省略するんだよねー。」
「まあ、私たちもやったかねえ?」
「そうですねー。」
と、ジェネレーションギャップとカルチャーショックで遠い目になったりしておりました。
で、彼岸花。
「あれもじゃん?あれ、サンダルみたいな靴のこと。」
「は?」
「せった!」(←いばって言ってる。)
「・・・・。」
それ、日本語ですけど。
雪に下駄のたって書いて雪駄ですけど。
いいまつがいを遥かに超えて、ただのバカです。