- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
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これはだいぶ前にDVDで見てるので、あらすじのほとんどは知ってて読むって形になったんですけど。
本のほうが重かったです、やっぱ。
事件には、加害者と被害者が居て、その家族がいて。
その中の加害者の家族が、どう生きていくことになるのか?ってことを描いた作品なんですよ。
これ読んだら、悪いことできなくなるかもです。
ほんとはそんなもんじゃないんですけどね。
罪を償うってことは、どういうことなのかを考えました。
できないんですよ、被害者がいる限り。
誰かが許すってことはできても、完全に償うことはできないんだってことです。
DVDのラストシーンでも号泣しましたけど、本でも最後は泣けました。
兄が服役したことになってる刑務所って、千葉なんですよね。
横を通るたびに、この小説思い出してしまったりしております。