貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


クライマーズ・ハイ/横山秀夫


クライマーズ・ハイ/横山秀夫


クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)


日航機事故を追った地元新聞社の記者が主人公。
映画化もされております。
この大事故のことは、いくつかの小説になってるし、鬼マネも『沈まぬ太陽』を読んだし、事故当時は毎日ニュースで見たりして、釘付けになってたもんでした。
これは事故を報じる新聞社の記者たちの葛藤を書いております。


もっと事故のことを記者の立場で見て、突っ込んで書いた小説なのかなと思ってたので、ちょっと拍子抜け感あり。
でも新聞ってこうやって作られてるんだなーとわかったりして。
警察小説みたいに、組織の裏側がチラ見できるんだけど、やっぱ地味かなー?(笑)
新聞社ですからー。


震度0/横山秀夫


震度0 (朝日文庫 よ 15-1)

震度0 (朝日文庫 よ 15-1)


うーん、これもねー。
警察内部の力関係がよーくわかるんですけどー。
阪神大震災の日に、警察の内部に詳しい警務課長が行方不明になった、ってことで、震災が絡んでるようで、クライマーズ・ハイと同じで、結局あんま関係ないんすよ。
この人の手法なの?どうなのー?と、最後どうしても思っちゃいますねー。
別に世間を騒がせた事故や災害を絡ませてなくても、単独で面白かったのに。
どっちも大きくうたってるもんだから、ガッカリ感が強まっちゃうんですよねー。
多分もうこの人の小説は読まないです。(笑)


錆びる心/桐野夏生


錆びる心 (文春文庫)

錆びる心 (文春文庫)


短編集。
この人は面白いです。
やっぱ面白い。
短編集ではあっという間に読めちゃって、物足りなくてこの人のまだ読んでなかった上下巻になってるのを買っちゃいました。
ちょっと捩じれてるところが好きです。
クールなようで、何気なく熱いし。(笑)
残酷なようで、誰かがあったかいんですねー。
ときどき裏切られるけど、ほとんど面白い人です。
鬼マネは、『ジェイソン』が好きです。
友達にこんな酒乱がいたら、やっぱ友達やめるだろうけど。(爆)