鬼マネは昔から『タイトル』を覚えません。
これは癖みたいなもんらしいです。
音楽も、映画も、本も。
聴いていいと思っても、見て感動しても、読んでも、とにかくタイトルを覚えません。
なので、着うたをダウンロードしようと思っても曲名がわからなかったり、感動した映画をここに書こうと思っても、出てた俳優から検索して調べたりしないとだめ。(なぜか俳優の名前はやたら覚えます。)
ここに『映画日記』を書くようにしたのは、それ意識してると、見終わってタイトルを覚えておくようにするからだったりします。
しかーし。
本はこれまた覚えない。
そのせいで、ふらっとブックオフとかで文庫本を気まぐれで買ってくると、すでに買ってあったりします。
買ってしまったのはまだいいのですが、(それでも2冊買っちゃってるのはいくつかあり。)以前図書館を利用してたときに読んだものは、記憶が薄れてきて読んだかどうかわからず、買っちゃったりしてます。
読み始めて「あ、これ読んだ。」と。(笑)
また本読める時間ができてきたので、電車乗るときはバックにポイっと入れて出るのですが、そのためにまとめ買いしております。
が、またその悪い癖のせいで、ダブって買いそうになってるので、読んだら書くことにしました。
普通に本屋さんで新しく出たのを買う分にはいいんですけど、古本屋さんだと新しいのも古いのもわからないし、あんだけ膨大にあっても気になる本ってのは偏りがあるんですよね。
昨日も「あ、これ買おうかな。」と思って、買わないでおいた本が、家にすでにあったのでセーフでした。あぶねー。
で、最近探して買ってるのが伊坂幸太郎。
鬼マネは、一回読んでいいと思った作家の本は、さかのぼって読むタイプの『本読み』です。
今までさかのぼった作家は、記憶にある限り、浅田次郎(これは鉄道屋からスタート。壬生義士伝で一旦休止中。)高村薫(これはマークスの山からスタートして李歐←字が違うかも。で休止。)馳星周(不夜城からスタート、いまだに新しいの出ると読むのはこの人だけ)かな。
隆慶一郎も何冊かさかのぼって読んだかな。
これはなんでセレクトしたかあんまり覚えてないです。(笑)
最近本屋さんに平積みされてる作家なので、「じゃあ、読んでみるかー。」って感じだったと思います。
買ったあとに、面白かった映画(死神の精度)の原作者だったってのが判明して、「あらー。」とは思いましたけど。
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映画でも好んでチョイスするのが『殺し屋』な鬼マネには、ど真ん中な内容。(笑)
殺し屋がいっぱい出てきます、これ。
これ読んでみて自分でもやっと謎が解明された気がするのですが、鬼マネは『殺し屋』そのものが好きなんじゃなくて、プロフェッショナルってことに惹かれるみたいです。
その集大成なところに『殺し屋』がいるみたいな。
仕事ってことに対しての感覚みたいなのに、共通点がある気がするんですね。多分。
自分のスタイルを追求するところとか、失敗は許されないとか、職人気質なところとか。(笑)
殺し屋からイメージする血なまぐささが多少少なめなところも女性向けかもです。
登場人物が非日常的なキャラだっていうのが特徴みたいですね、この人。
死神とか殺し屋とか。(笑)
ちょっとしばらくハマりそうです。
(もう2冊ほど買い込んであり。)