貝塚クラブ 鬼マネの日記

貝塚クラブは千葉市若葉区のママさんバレーのチームです。 鬼マネは貝塚クラブに入部してもう25年くらい経ちまして、いつの間にかチーム最古参になっておりました。 ブログにはバレー以外に、鬼マネの日々のことや、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


 みっちーの暑い夏



みっちーの長くて暑い夏が終りました。
同時に鬼マネのみっちーとの夏も終わりです。
今日、中学総体の2回戦目で草野中に負けて、みっちー達3年生はバレー部引退となりました。


 2001.8.30


みっちーがバレーを始めたのは、今から5年前の夏。
2001年のことでした。
椿クラブのOさん(まあ度々この日記にも登場してるのでご存知の方も多く。)から、「小学生バレーのチームを作るから、子供にやらせてみないですか?」と、お誘いを受けてのスタートでした。
みっちー、4年生の夏でした。


実はつばきジュニアに入れる前に、天下のみつわ台クラブ(小学生バレーの方ですが)にも、見学に行ってるんですね。
これもまた別の人にお誘いを受けてのことでした。
みっちーは小さい頃から鬼マネに引きずり回されて、試合会場にも、練習にも、練習試合先にもと、いつも一緒でありました。
小さい頃からどっしり大きい体格だったので、運動はニガテなのはさておき、という感じだったのでしょう。
鬼マネもみっちーは本格的な厳しいバレーより、楽しくテキトーにできるチーム(失敬!)の方がいいだろうと、できたばかりでみんな横並びになるであろう、つばきジュニアの方へ入部させました。
でもねー、最初は鬼マネもテキトーにやってればいいよ、って感じで、あんまり真面目に練習にも行かなかったし、鬼マネ自身、必死にやらせることに消極的な考えだったので、親子共々問題児だったと思うんですね。
それが一変してしまったのは、5年生になってみっちー達中心のチームになり、鬼マネも練習に参加するようになってからですねー。
気が付いたら、他の部員の子供たちに、「コーチ!」と呼ばれるようになっちゃってちゃんですね〜。
あれは今思い出しても、Oコーチの策略にまんまとはめられたって気がしてならないんですがね。(笑)


で、卒部を待たずして、鬼マネ家は離婚というなんだかもの凄い事態になってしまい、それでもみっちーが卒部式を終えるまではなんとかコーチを続けたのですが、仕事の休みが土日には取れなくなり、志半ばでコーチはできなくなってしまいまして、それでもみっちーが中学に入って、迷いもせずバレー部に入部してくれたのは、実はスゲー嬉しかったのですよ。
でも、それまでのように、試合を見に行ったり、一緒に練習したりというのは、どう考えても無理でしたので、中途半端に関わるのはいかんと、中学の部活には一切関わらないと決めてあったのですね。
中学といえども、車出しはあったし、父兄の中には毎回応援に行ってる方もいましたし、毎回でなくとも、大きな大会には顔を出してたそうです。
そういうの一切しないと、鬼マネは決めておりました。
見てしまえば、あれこれ言いたくなったでしょうし、でも、フォローもできない。
たまにしか見ないで、あれこれ口出ししてもみっちーも小学生バレーの時のようには聞けなかったでしょうし、何より中学にはきちんと監督がおりますです。
なので、チームの中でこんなことがあったとみっちーから言い出さない限りは、鬼マネからあーでもない、こーでもないと言うのはしないでおりました。


最後の試合を前に、一つ前の試合を見に行ったのは、馬女キャプテンのアドバイスがあったからでした。
最後の1つだけを見るのではなくて、もうひとつ前から見ておいたほうがいい。
なるほど、と思いましたです。
今日は明らかに前回より頑張っておりました。
みんなも最後だと、ちゃんと気持ち作ってきてあったんだなと、今日応援しててきっちり伝わってまいりました。


みっちーはセッターでございます。
最後の試合を前に、鬼マネからみっちーへのアドバイスは、
「気持ちを込めてトスすること。お願い、お願いって、一回一回心の中で思うこと。気持ちは必ず届くから。」
みっちーは鬼マネに似ないで素直な中学3年生でありまして、こういうことを言っても、「えー??何それ〜?」とは絶対に言いません。
「ほんとに?ほんとに届く?」
「届くよ、やってみな。」
「うん、やってみる。」
鬼マネは自分の試合の話しをみっちーにします。
みっちーはいい聞き役でして、同じバレーをやってるおかげで、色んな事を分かち合えたりします。
オーバーパスなんざ、セッターやってるだけあって、鬼マネよりずっときれいなパスできますし、アタックもできるし、サーブもドスコイと重いの打ってきますです。
負けてないのはもう気合いだけなんじゃないかと思います。
高校でも続けてくれることを願ってはいますが、ここまで続けてくれたことだけでも感謝したいくらいなので、無理強いはしないつもりです。
でも今日の試合見て、みっちーはまだ続けてくれるんじゃないかと思いました。
まだバレーで色んな会話ができたらいいな、なんてことをちょっと願ってしまいそうになります。


一緒に見てた小鬼が、試合が終った瞬間に言っておりました。
「みっちー、よくがんばったな。これで終っちゃったんだな。」
暑い、暑いとやかましかったくせに、なんだこのヤローでした。
それ、聞いたら、鬼マネもドバーっときちゃいました。
一生懸命は見ている人にも伝わります。
鬼マネにもしっかり伝わりました。
試合終って、号泣してるみっちーにかけた最初の言葉は、
「おつかれさま。」
でした。
それしか出てこなかったです。


今日は3人でおつかれさま会しました。
千葉に買い物に行って散々買わされ、帰りにスシローでしこたま寿司食われました。
こんな時間も3年間ほとんどありませんでした。
だからなんだか楽しかったです。
明日からは本格的に受験に向けてがんばってもらわないといけませんです。
鬼マネもまたせっせと働かなくてはなりませんです。
でもとりあえず、今日でひと段落でございます。
みっちーの暑い夏は、汗と涙のしょっぱい味で終りましたです。