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貝塚クラブ 鬼マネの日記

千葉市若葉区で活動するママさんバレーチーム、貝塚クラブのブログです。

家庭婦人連盟所属。

千葉市(1ブロック)のチームです。

ブログにはバレー以外に、千葉市の情報など、色んなことをツラツラ書いております。


準備万端じゃなかったのかよっ!

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昨日は市民大会でござんした。
千葉公園体育館の前は桜満開でしたが、あいにくの雨。
が、しかし。
雨でも花見を強行してる若者が結構な数おりました。
若いって素敵。

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で、結果はさ。

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初戦敗退だったわよっ!
んもー。
で、反省して出たのはさ。

  • ユニフォームを3種類持っていかない
  • 今年は青ではなく白のユニフォームにしよう
  • 開会式でじゃんけん大会で勝たない(そこで運を使わない)

と、いうことを反省で話しましたとさ。こらー!

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今回、じゃんけん大会でボールゲットしちゃったんす。
まあそこからイヤな予感してたわけで。

初戦は宮野木JOYだったんですけど、最近対戦してなかったので、メンバーといい、フォーメーション.といい、情報がゼロに近かったんですよ。
まあいつも、対戦相手よりも戦うのは自分たちだったりするので、相手によって何か変えることもなかったりしてたのですが、去年からはほら、少し相手見ながらやってたりしてきてたわけですから。(苦笑)
顔ぶれ見て、またいやな予感してたわけですよ、ほとんど知らないメンバーだったから。
で、練習し始めたら、およよなくらい動きが悪い。
苦手の第一試合でしたのでねー。
対策兼ねて少し動かしてみたりしたけど、エンジンかかったのは、試合始まってからでしたね。(汗)

スタートでいきなり失点続いて、あっという間に5点差。
先日の練習試合で5点以内なら逆転できる。6点差がデッドラインだって話してたから、その6点差ついた時はさすがに慌てました。
でも、なんとかエンジン点火して、ジュースまで持ち込めたんですけど、結局22-24で1セット目落としました。あちゃー。

でもこの時点では、みんなもそんなに慌ててなかったんですよ。
デッドラインの6点差つけても追いついてたから。
次は落とさないよ、って雰囲気もありましたし。
なので、2セット目は15点くらいで勝ったみたいです。(良く覚えてない。)

問題は3セット目。(やっぱりいきなりフルセット。)
11-2でコートチェンジしてですよ?
20ー22で逆転負けでした。
20-20で並んだ時、いやな予感して、
「ほれー、いつものパターンだ、これー!!」
と叫んだんですけど、時すでに遅し。
2点はあっという間でした。

ただ敗因は自分たちでわかってて。
コートチェンジした後、こばこば狙いだったのか、バックレフトにまっすぐ打たれたサーブが連続失点したんですね。
サーブポイントだったり、つないでも切れなかったりで、3~4点とられたと思うんです。
この時、こばこばとバックセンにいたもっちーを変えれば良かったと思うんです。
サーブが続いてる中、鬼マネ、よぎってたんですけど、とっさの判断と実行ができなかった。これ、反省でした。
チェンジは他にもあって、追い上げられてきた時に、梅が弱気になってて、ならおやつをレフトにするって手段もあったのに、それできなかったんです。
おやつがサーブの時はレフトにチェンジするんですけど、これが決まってたんですね。
それもわかってた人がいたんですけど、変えるってことに頭が回らなかったんですね。
これも敗因。
あとで笑い話しになりましたけど、点差つけられてから追い上げるって練習はしてきたんですけど、追い上げられた時の練習ってしてないじゃん!みたいな。
だから、試合後に話したけど、タイムも1点遅かったんですよ。
追い上げられて、3点差まで我慢しちゃったけど、4点差の時に取ってたら、多分良かっただろうって。
そういうのもね、まあ今後の課題だねってことになりました。

他にもありますよ。
サーブは今回やっぱりまあまあ良かったんです。
でも終わって言ってたけど、1番のおやつの時に、ヒロちゃんがやらかしてサーブ切っちゃってたそうなんです。
2点3点取る時は取れるのがおやつなんで、それは結果的に痛かったよねって話したし、ヒロちゃんは今回いつもはやらないミスをいくつかやらかしてる。(笑)
いつもミスしないヒロちゃんが1回ミスると彼岸花が15回ミスっても感じないダメージくらうんだと思いますからね。(爆)
それは柳も同じで、いつも安定してるって意味では、そこをカバーするだけの余裕はないですから、やっぱり彼岸花は得してるよなーと思います。ぶぶぶ。

要は、練習試合でやれた気になってたけど、実戦では更に予測しとかないといけなかった事態があるんだったねってことなんですね。
まずスーパーびびりーがわんさかいるチームだったってこと。
今回はこばこばと梅でしたけど、これは日替わりメニューですから、そうなってる時にどれだけ周りがカバーできるかってことを、常に想定して準備しとかねばってことだよなーと思ったです。
ふたりとも、ビビリー発動しても、試合中に復活もできますのでね。

まさかの初戦敗退ではありましたので、午後から応援にかけつけてくれたママと馬女スーパーバイザーには、痛烈に嫌味言われましたが、優しいYさんが宮野木戦を見てたので、フォローはしてくれました。
「なんで負けちゃったの?ないい試合だったのよ?」
「でも負けちゃいましたからねー!」
「でもほんと勝つと思ったのよ?」
「でも負けちゃってますからー!」
も、もういいです、Yさん、ありがとうございます。それ以上は何を言い訳しても聞いてもらえないかと思います、はい。よよよ。

ただ、鬼マネは、みんなよりはがっかりしてなくて。
どの試合も大事に戦わないといけないとは思ってますけど、今回は最初の大会で、今年の課題と言うか、目標が明確にできたと思うので、市の大会での敗退で良かったでしょと。
逆にこれでいきなり優勝とかしてたら、目いっぱい油断して1年過ごしたかもしれないし、この敗戦で、またみんな更にやらなきゃいけないことがあるんだって思ったんじゃないかと思うわけで。
何より去年のこの大会のボロ負けと比べたら、なんで負けたのかはっきり見えてるし、課題がこれとこれってみんながわかってるってだけでも全然違うと思うんです。

みんながもっと強くなりたいって思ってるんじゃないかと。
有言実行できるくらいになれたらかっこいいんですけど、ここでは書けないけど、今年は目標を持ってやっていこうと、そういうところまで言えるようになったんで。(笑)

ってことで、ワンピースKさん、来週は練習でーす。
宜しくお願いしまーす。

 

みつわ台クラブと練習試合っ!

昨日はみつわ台クラブと練習試合しました。
これで8日の市民大会に向けて、準備万端って感じでございます。
貝塚クラブは3日間に日程で行われる今年度最初の公式戦の市民大会初日に登場でございます。
初戦は何度か対戦してます、宮野木JOY。
勝てばコスモ本郷と対戦となります。

昨日のスコアは、
20-22
21-12
21-10
11-15
でしたが。
みつわ台クラブはセッターのりんぴーがお休みだったので、ピンチヒッターで昭和40年会特別会員のYちゃんの娘、かえでちゃんがセッターだったし、1,2セット目は彼岸花監督をお貸出ししてでしたのでね。
前回のリベンジとはならなかったと思います。

まあでも、1セット目どんな感じだろ?のフォーメーションでやってみて、スタートダッシュの悪さと、サーブカットの不安定さで前半大差つけられてたのは、大きな課題でございました。
データ的に、5点以上の差をつけられたら取り返せないってことを確認。
本番では、今まで練習してきた、ここぞの集中力を出して、スタートで点差をつけられ始めても、5点までで切ると言うのをやらねばねと話しましたです。

貝塚の場合、アタッカー陣もスロースタートですし、いつ誰が調子上げてくるかもその時その時で違うので、前半はレシーバーがどれだけアタッカーに打たせられるかがテーマになってくると思われ。

で、休憩ではなく、途中の抜け感も入れていかないと、1日3試合はきつくなるでしょうってことも再確認。
3セットが大好きな貝塚クラブですのでね、結果今回も3セットやる練習をしたようなもんでございますから、覚悟して臨みましょうってんだ。

みんなにも何度となく話してきたんだけど、今のサーブ順は、ぶっつぎりで勝つか負けるかしないでいければ、苦しい後半でサーブが1番に戻ってくるんですね。
1セット目も大差つけられてたのに、ジュースまで追い上げたのは、いいところでサーブがヒロちゃん、おやつに戻ってきたからでございます。
今の貝塚クラブは、サーブは安定してて、ミスが多い人もいないし、前半の柳まではサーブポイント取れる人だし、もっちー→いのっちー→なみっきー(鬼マネ)→ぶちょーまでも、いい時はサーブポイントとっていけるんですね。
だから、それを頭に入れとけば、セット中盤で苦しくても、なんとか踏ん張って我慢するって気持ちでやれるんだよと。
なんてたって、チームの集中力が3歳時並みですので、ずーっと集中してるのは無理。
だったら、どこら辺とどこら辺で集中すればいいかを、みんなが覚えといてねってことなんですわ。
まあ、この練習もなんとなく続けてきてるので、やーっと効果と成果が出てきたかな?って感じです。

まあ、なんといっても市民大会は最初の大会。
去年はこの大会で千城台クラブにボロ負けなんてもんぢゃない、ボロボロ負けをして、で超特大反省をしての1年でしたので、今年はゼロからのスタートではなく、1からスタートしましょうよってなことを、みんなで確認しあった次第でございます。

市民大会は土日開催の大会ですので、馬女スーパーバイザー始め、ママや金ちゃんやと、貝塚ご意見番達が一同に会して頂けるもんでね、頑張ろう!なんてもんぢゃないくらい、気合入れていかないと、おっかないんですよ、はい。

FIEVELと練習試合しました~♪

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先週の練習はFIEVELと練習試合でした。
鬼マネは、28日(火)に小鬼が就職先の横浜の寮に引っ越すことになってたので、翌日の29日(水)の練習試合ってことで、「荒れてやる。」と、宣言してたのですが。

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小鬼、まさかの帰宅で、ご機嫌で練習試合に臨めました♪
え?小鬼、辞めて帰って来ちゃったの?
そんなに母ちゃん恋しかったの?
と、言ってみたいもんですが、そういうことではなく。
28日に寮に行ったものの、3日の入社式までは特に何かするわけではなく、帰りたい人は帰っていいってことだったそうで。(だったらそう言ってよ~んではありましたが。)
まあ、千葉から横浜って、電車で乗り換えなしで行けるし、距離的にも2時間程度なんで、そう遠いわけじゃないんでね。
でも、自宅通勤ってなったらやっぱ大変だし、会社からも通勤に2時間以上かかる人は寮に入って下さいって決まってるのでねー。

んで、小鬼が居なくなるってことは、鬼マネひとり暮らしになるわけで、心配だったのかみっちーがデートに誘ってくれてたので、小鬼が帰ってきたことは内緒にしといて、みっちーんちに向かったわけですよ。

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おかげでこのリアクション。(爆)
小鬼が寮に行っちゃった日は、これはもーまさかの鬼マネ撃沈でして、自分でもわかってなかったんですけど、いやー、さみしいし泣けるしで、参りました。
ボロボロになってるときに、彼岸花にSOSの電話したんですけどね。
昼間、いつでもおいで~なんて優しいことい言ってくれてたんで、助けてくれー!とばかりに、よよよで電話したわけですよ。
ただ、あまりにボロカスになってたんで、忘れてましたけど。

出ませんでした。>彼岸花

そういう女だったってことを、その瞬間思い出しました。
彼岸花が電話してきた時は、なぜか100%の確率で、鬼マネは電話出ちゃうんですよ。なぜか。
でも彼岸花はほぼ100%の確率で出ません。
風呂入ってた、とか、○んこしてた、とか。
それじゃしょうがないね、って思えない理由で出ません。
この時なんかいつもよりひどくて、翌日の朝、Facebookにしら~っとコメントしてたんで、思わずそこに、

「てめえ、着歴見てみろ!電話したのに、やっぱり出ねーじゃねーか!」

と、コメント返ししちゃいましたよ。
そしたら、

「あ、ほんとだ、気がつかなかった~!」

ときた。
絶対意図的にスルーしやがりやがったな、と思ってます。
なんと言い訳されても。

ってことで、FIEVELとの練習試合は、荒れることなく対戦できたんですけどね。

今回のテーマは、集中力と持続力。
冗談抜きで、崩れても立て直すことを覚えようってことで、いくつかある悪い癖を克服していこうってことをテーマにしました。
ラリーを落とすのもそうだし、スタートダッシュできないことや、途中全員が休憩モードに入ることもそうです。
集中は、これも課題なんですけど、ずーっと集中するっていうのが難しいなら、決め所をみんなが共有するっていうかね。
強いチームって、ここだって時にぶわっと集中してくるじゃないですか。
それがいつなのか?っていうことを共有することが、わかっててもできてなかったなと思うんです。
今回はそれをやってみようって意識してもらいました。
まあ、できてたんじゃないかと思いますけど。

途中からワンピースKさんこと、川島さんも見に来てくれたので、だらしない試合はしなかったと思うし。
あと、フォーメーションの変え方も。
今までは相手チームに合わせて、ってことはやってこれてなかったので。

来週は、前回惨敗したみつわ台クラブと練習試合なので、更にやりたかったことをやってみようと思っております。
そして8日はいよいよ市民大会。
今年度の最初の公式戦ですので、必ず勝って今年1年のスタートダッシュをきめたいと思いますです。

 

 

 

 

 

 

千城台クラブと練習試合っ!

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昨日の練習は、千城台クラブと練習試合でございました。
鬼マネはお休みさせて頂きましたが、先日12日(日)に川戸クィーンズ主催の交流会に参加しとりまして、終日ゲームをやってヘロヘロになったそうでして、そこに千城台クラブも参加してたとのこと。
ってことは、鬼マネだけが元気モリモリのはずですので、気合入れさせて頂きました。
んが、しかし。
動けば動いたほど、復活の時間が短縮されるのがおばあ。
動かないでいればいるほど、体力が放電されてしまうのがおばあ。
なので、みんなは疲れは残してませんで、鬼マネだけがみょ~に動かない感じでございました。

「こういう時、サッカー選手なら休めるんだろ?右ひざに違和感あり、とか言って。」
「野球選手もですよ。」

ってな、おバカな会話だけが元気に繰り広げられておりました。アホアホ。

スコアはこんな感じ。
終わってから言いましたけど、練習試合でやってみるってことは大事ですけど、だからって負けていいってことじゃなくて、負けてからの立て直しも今後は意識してやろうってことです。
1セット目取られたら、2セット目は練習してきたフォーメーションの別パターンを出すとか、自分たちがどうなってるか、相手にどうしたらいいかを確認するとか。
1セット目取れたら、その後どうすればいいかとか。
うちの場合は、全員で休憩モードをいかに早く解除するか?なんですけど。(笑)
で、今回みたいに1セット目取って、2セット目取られてたら、3セット目は是が非でも勝つパターンを作るってことを意識しましょうねって。
今回、3セット目はレシーブ陣を動かしたんですね。
まあ、動かしたからって、大きく変わるわけじゃないんですけど、でもワンピースKさんのアドバイスあって、『なんかやってるかも?』な雰囲気を作って相手を警戒させ
るっていうかね。
それ、「およ?」って感じでちょっと感じたですよ。

こんな感じで、練習でやってきたことはもちろんだけど、勝つチーム作りの練習してきて、次の段階の負けないチーム作りをしていかないとだなと思うんです。

今までやらなかったことや、やらなかったことをやっていくと、考えるようになると思うんです。
で、それに慣れてくる。
やがて普通になり、身についてくる。
また新たにチャレンジできるようになって、また新たなチャレンジも身についてる。
その繰り返しかなー?って。
4月の頭には市民大会がありますが、去年の市民大会は昨日の千城台クラブにケチョンケチョンにやられて、応援に来てくれてたOGにボロカスに怒られたんですね。
それで目が覚めて最後はAランク準優勝までいった。
「まだあれから1年ですか。」
誰かが言っておりました。
来年もそうやって進化して、まだ1年かって言いたいねえ~と思っちゃいました。

新しい年度が始まっても、まだ貝塚クラブのモテ期は続いております。
来週は練習ですが、その次、その次も練習試合決まっております。
で、鬼マネは3月の怒涛の卒部シーズンを迎え、更に小鬼の引っ越しで、鬼マネは初の1人暮らしがスタートしますです。
ゆっくりすると動けなくなりそうなおばあな年頃になってきましたので、頑張りたいと思いマックス。んだーっ!!

 

 

 

3月8日

3月8日。
奇しくも亜門が高校を卒業したその日、私には忘れられない日となりました。
この写真を撮ってた同じ瞬間に、彼女の卒業式が始まっていたんじゃないかと思います。
私の人生のほとんどを一緒に過ごしてきたであろう人が、この世を去りました。
享年51歳。
誕生日も私から遅れること9日。
保育園の頃から一緒でした。

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彼女の身体を蝕む病のことを知ったのは、未愛の結婚式の招待状を渡しに行った時でした。
未愛が生まれてからずっと、自分の子供のように可愛がってくれたので、当然結婚式にも出席してもらおうと、それは私も未愛も同じ気持ちでした。
今でもなぜあの時、彼女の病気に気がついたのかわかりません。
誰にも知らせずに逝こうとしてる彼女を、神様が止めようとしたのかもしれないです。
その日の数か月前、別の友人のお父さんが亡くなり、そのお葬式で久しぶりに会っていました。
その時会った友人は誰も彼女の異変に気付きませんでした。
私もやけに黒く染めてた髪と、やけに細くなってた腕を見て、
「なんでそんな黒く染めたの?なんでそんなに痩せたの?」
とは聞きました。
その時、彼女は必死で誤魔化していたんだと後で話してました。
そして、私には隠しきれないかもしれないと、そう思ってたとも言ってました。
なぜなら、私は髪の毛に関してはプロだから。
抗がん剤で抜けた髪を隠すためにかぶっていたウィッグだと、私は気付くだろうと。
その通りになりました。

「何の病気?」
そう聞いた時、まさかと思っていたと思います。
ウィッグに痩せた腕。
つなげたくない現実がつながった瞬間でした。
がんという単語が彼女の口から出た時、いやだと言った気がします。
嘘だと言った気もします。
日々の忙しさで彼女に会わないで居たことを後悔しました。
もっと早く会っていれば、何か違ったかもしれない。
頭の中でぐるぐるしてて、隣に亜門がいなければ、もっと取り乱していたんじゃないかと思います。
でも彼女はつづけて言いました。
「亜咲子、絶対に誰にも言わないで。お願いだから、誰にも言わないで。治すから。頑張って治すから、誰にも言っちゃだめだ。」
治すというその言葉を、私はバカみたいに信じようと思いました。
多分彼女は医者の言葉を間違えて聞いてて、治療すれば治るんだと、そう信じようと思ってしまいました。
でも同時に、彼女の病気が何を意味するのかもわかっていました。
だから、彼女が治すと言う以上、それが彼女の気持ちの支えになるのかもしれないのなら、言う通り黙っていることで、その時が来てみんなに責められることになったとしても構わないと、覚悟をしました。

未愛の結婚式には行く、行きたいと、彼女は言いました。
結局2日前になって、新しく始めた治療のせいで、体調があまり良くなくて、行けそうにないと電話がありました。
結婚式が終わって、その時の写真と動画を見せてやろうと思い、未愛を連れて彼女に会いに行きました。
未愛にも結婚式が終わるまでは黙っていました。
終わってから、彼女の病気のことを話しました。
彼女も未愛には病気のことを隠す気はなかったのか、ウィッグではなく、バンダナを巻いていました。
未愛は最後までいつも通りに彼女と笑って話し、でも部屋を出てエレベーターに乗った途端、号泣していました。
最後まで我慢してくれて、それは良く頑張ってくれたなと、思ってしまいました。

それから1年2カ月。
短いメールのやり取りを続けました。
彼女はアナログな人だったので、スマホを持っていませんでしたから、メールでしかやり取りができなくて、メールを送っても返事がないと、気が気じゃなかったです。
彼女は私がそうなることをわかってたのか、いつもすぐに返事をくれていました。
でも、何度会おうと言っても、会ってはくれませんでした。
弱っている姿を見せたくなかったんだと思います。
そういう人でした。
最後のやり取りは3月3日でした。
何回かのやり取りで、私が体調良くないんじゃないのか?と聞くと、「また今度」と返事が来ました。
彼女は最後まで嘘はつきませんでした。
入院してるのにしてないとはいわなかったし、具合が悪くなってても、悪いともいわなかったけど、嘘をついて元気だとは言いませんでした。
でも最後のメールは嘘でした。
また今度はありませんでしたから。

亜門の卒業式は、私の子育て卒業式でもあると思ってました。
とはいえ、男子校の卒業式で感動なんかするわけがないと、のんきに構えて会場に入りました。
なのに、始まるやいなや、なんだかやけに感動して、結局グズグズ泣いてしまったのは、実は彼女がその時間にそんなことになっていたせいかもしれないと、今は思ったりもしています。
卒業式の午後、3時過ぎかそのくらいに、見知らぬ番号から電話がかかってきました。
電話の声は聞き覚えのあるようなないような男性の声で、その声の主が、彼女のだんなさんだとわかった瞬間、私はもう泣き出していたと思います。
その後は何を言ったか良く覚えてません。

彼女はうちからそう遠くない会場に運ばれたというので、すぐに会いに行きました。
見てしまったら、彼女がもう目を開けてはくれないとわかることになるので、本当に嫌だったのだけど。
逆さまの彼女の顔を見た瞬間、彼女がもう息をしていないことも、魂もないことがわかりました。
それは今までに何度か人の死を見て、亡くなった人というのが『そうなる』と、わかっていたからです。
彼女は違うんじゃないか?と思いたかったけれど、残念ながら同じでした。
もう目を開けることもないんだと見た瞬間、そうわかったと思います。

ずっと見てたら起きるんじゃないかと思いました。
多分まだ亡くなったばかりで、少しだけ魂がそこにあったからじゃないかと思います。
「うっそー!」
と、ドッキリカメラみたいに、起き上がるんじゃないかと本気で思いました。
そうして欲しかった。ほんとにそうして欲しかったです。

遺影は未愛の保育園の卒園式の日に、私の家族で撮った集合写真が使われました。
20年も前の写真ですが、写真が嫌いだった彼女は、遺影に使えるような写真が無かったそうです。
だから彼女の隣には私の別れただんなが立ってるし、未愛もまだ子供で、亜門は影も形もありません。
当時出来上がってきた写真を見て、彼女の妹は、
「なんで姉ちゃんが写ってるのよ。家族写真でしょ?」
と、爆笑したそうです。
でも当時彼女は私たち家族に近くて、未愛の行事にはほとんど来てましたから、何の違和感もなかったです。
写真館で撮った写真なので、遺影用に加工するのもしやすかったそうです。
そんなために撮った写真じゃなかったのに。

お通夜はともかく、お葬式でいくつかの別れの儀式をするのは知ってましたから、それを見ることができるかどうかの自信が全くありませんでしたし、嫌だったので、妹さんにお通夜の夜、明日は最後までは居たくないと伝えました。
返って来た返事には、

「まゆちゃんと昔話をしていると、どんな話しをするのも、どこに行くのも、亜咲子!亜咲子!と本当に仲がいいんだなぁ~と話しを聞いてました。辛いのは本当にわかります。でも、最後まで隣に居て上げて下さい。宜しくお願いします。」

と。
どんなに辛くても、耐えられないかもしれなくても、それが私の役目かもしれないと思いました。

大事な人を亡くした経験がある人は、わかると思います。
どんなに悲しくても、辛くても、だからって悲しい、辛いとは言ってられなくて、笑うことはできるし、仕事もできるし、おなかもすくし。
日常は今まで通りにあって、やらなきゃいけないことも普通にあって。
それがしんどいなあと思うけれど、生き残ってる人は、そういうの抱えて生きていくのが生きてる人の役目なんだろうなあって。

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未愛の保育園の卒園式の時、列席した親たちに、ひとことづつ園児に送る言葉をお願いしますって言われて、子供たちに言いました。
「このおばちゃんとは保育園からのおともだちなんだよー?」
って。
みんな「えー!?」って、驚いてたっけなー。

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こんな写真載せたら怒るだろうな~。(笑)
先に死ぬからぞ、ざまみろ。勝まゆみ!